2016年 04月 30日

NHK「チョイス@病気になったとき」を見て

チョイス@病気になったとき

 http://www.nhk.or.jp/kenko/choice/archives/2016/04/0423.html

腰痛の原因とは?

「恐怖」と「借金」

「恐怖」・・・・またぎっくり腰になるんじゃないかという恐怖が腰痛を長引かせている。

確かに正しいが痛みの原因を言ってほしい。

b0052170_3183319.jpg


fear-avoidance model


2001年頃作った私のHPにはすでに登場している。新常識じゃないぞ!!!

最初のぎっくり腰は恐怖は関係ない。

姿勢を決めて重いものを持ったときは案外大丈夫で、ふいに立ち上がった瞬間とか、ちょっとした身構えない動作でなることが多いように思う。

このように急に強い痛みが生じる原因は筋肉に原因があることが多い。

伸張性収縮(力を入れながら筋肉を伸ばす)が危険な動作と言われている。

腸腰筋の攣縮が多いのではないだろうか。それに呼応して臀筋や脊柱起立筋にも波及する。

借金とは?「随核[ずいかく]のズレ」

やはり話はそこにいくか(笑、笑)

毎日の動作で髄核が少しずつ移動することを「借金」と表現しているわけだ。

ここで何気に「恐怖」を煽っている。

それで体操をして髄核のずれを矯正しなさいというオチになっている。

私はもうじき69歳になるが、腰痛を経験したことがない。

そのような体操もしたことがないし、姿勢も全く無頓着だ。

髄核と腰痛の明確な関係を示すデータがあるのか。

体操で髄核の位置が管理できるとでも思っているのか(笑)。

クシャミをして髄核の位置をきにして、相撲をとって髄核の位置を気にしなければならないのか。


最近注目されている腰痛の原因「上殿皮神経障害(おしり神経腰痛)」

加齢などが原因で腰の筋肉が緊張すると、このおしり神経が引っ張られます。このとき、「腸骨稜[ちょうこつりょう]」と呼ばれる骨盤の最も出た部分で神経が圧迫されることで、痛みやしびれを引き起こすと考えられています。


やっぱり神経圧迫かよ(笑)

じゃあ、ヘルニア、狭窄症がある場合はその圧迫を除去する必要があるわけだ。

全くナンセンスだ。0点。

腸腰筋痛は何神経がどこで圧迫?

五十肩は何神経がどこで圧迫?

寝違いは何神経がどこで圧迫?

テニス肘は何神経がどこで圧迫?

上臀神経に麻酔を打っていたが、中臀筋のMPSならそれでもよくなるだろう。発想はまちがっているが答えは合った。

お二人の医師とも、失敗した過去の理論から抜け出ることができないのだ。

なぜ痛みの生理学を勉強しないのだろうか。

臨床医に必要な程度なら一晩もあればできるのに。

一般の人はNHKで専門医が言っていたということは重いものがあるだろう。心配なことだ。



[PR]

by junk_2004jp | 2016-04-30 03:59 | 痛みの生理学 | Comments(1)
Commented by しろやなぎわたこ at 2016-04-30 06:08 x
加茂先生、連休中にもかかわらずお疲れ様です。
今日も多くの痛みに苦しむ方を救われると思うとうれしくなります。
さて、私は4月から新しい職場に転勤になり、早速
「首が痛い」「肩が痛い」と辛そうな方に先生のことをご紹介しました。
しかし、今日も先生が書いてくださっているように、
NHKで紹介される、「名医に聞いた」など「権威ある」言葉のシャワーにより
以前は私もそう思い込んでいた「神経が挟まって痛い」という「常識」を覆すのは
とても難しいです。
それでも過去に何人も先生のことを訪れ、「いつかは手術」を回避された方がいらっしゃいます。
先生これからも治療、情報発信をよろしくお願いいたします。
私もそろそろ治療に伺いたいと思っています。


<< 過敏になったポリモーダルを探せ!      慢性痛の話 >>