心療整形外科

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2005年 04月 23日

ジャンプサイン

押さえると「痛い!」と飛び上がるのをジャンプサインといいます。

http://www.meiji-u.ac.jp/faculty/dep_phy3/itoh/itoh/tp.html

http://www.nisseikyo.or.jp/home/mental/2/02_m09/mental_200209_03.html

私は他医でヘルニアと診断された患者さんを診る機会が多いのですが、全員に強い圧痛点が必ずあります。これは筋筋膜性疼痛症候群の証拠なのです。

ヘルニア原因説でこの圧痛点の存在を生理学的に説明できません。神経根の炎症、異所性発火、神経根の絞扼などどのように仮説をたてても圧痛点を合理的に説明できません。

押さえると末梢側へ痛みが放散することがあります。このポイントをトリガーポイントといいます。圧痛点がすべてトリガーポイントになっているのではありません。

圧痛点はとても微妙で数㎜ずれると変わります。また押さえる方向の違いで痛みがかわります。深さですが、釣りの仕掛けと同じく部位によって経験で分かるようになります。

症状のでている圧痛点(活火山)と押さえると痛いのですが症状のない圧痛点(休火山)があります。

圧痛点、トリガーポイントがどうしてできるのかは上記のサイトに詳しく述べられています。このあたりのことは整形外科医やペインクリニック医は詳しくないのです。医学教育の盲点なのです。私は専門医を維持するために相当数の教育研修会に出席しますが、未だこのことに関しての講義は記憶していません。

筋骨格系の疼痛性疾患のほとんどは筋筋膜性疼痛症候群なのです。しかし、それが盲点になっているのです。
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by junk_2004jp | 2005-04-23 20:41 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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