2016年 05月 31日

MPSの理解=痛みのメカニズムと心身医学

MPS(筋筋膜性疼痛症候群)を理解するツボは

「痛みのメカニズムを学ぶ」

「痛みの心身医学(心理・社会的)を学ぶ」

この二つが重要だ。

こじれた慢性痛は臨床心理士にでもなったつもりで対応する。

「傾聴・共感・受容・支持・保証」これがキーポイント。

鍼やTp、マッサージなどのテクニックも重要だろうが(これはもう卒業しているものとして)、ツボは心身医学にあると思う。

うまくいけばもつれて絡まった糸が解けるかもしれない。

症例

Aさんは数年前より右膝痛があった。一年ほど前より右下肢の広い範囲に痛みや痺れがあり座位や歩行に支障あり。

私の著書を本屋でみつけて「私のことが書いてある!」と思った。b0052170_4375884.jpg

それでいろいろやってみたが上手くいかなかった。

遠方から3日間治療にこられた。

圧痛点に注射してもあまり効果はなかった。

慢性痛用の薬に対しても効果はなかった。

先日@より診療に行かせていただいたAの夫です。先生に治療とカウンセリングしていただいたおかげで、帰ってきてから心が晴れ晴れした様子で、以前とは比べられない程、表情も明るくなって前向きになり、私もとても安心できました。



b0052170_453519.jpgこの本をお貸しした。次の日、目に涙がみられた。よくなる予感がした。

薬を希望されたので1剤処方した。


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by junk_2004jp | 2016-05-31 04:51 | MPS | Comments(0)


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