2016年 06月 09日

慢性腰痛にサインバルタをどう使う

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要約

① SNRI(サインバルタ)、三環系抗うつ薬トリプタノールも末梢神経障害性疼痛の適応拡大。

② 下行性疼痛抑制系を賦活する。

③ うつ状態や不安の有無にかかわらず、慢性疼痛を改善すると考えられる。

④ 体を動かされるようになれば、その効果で痛みが軽減し、薬を止められるかもしれない。

⑤ サインバルタは海外30カ国程度で腹圧性尿失禁の適応がある。

⑥ 前立腺肥大患者への投与は慎重に(尿閉)。

⑦ 「間欠性跛行を伴う脊柱管狭窄症、神経根症状を伴うヘルニア、下肢のデルマトーム(皮膚分節)拡散痛を有する患者」は原因が明確な腰痛として対象から除外されていた。だが、治験で対象外だった脊柱管狭窄症などによる慢性腰痛も「デュロキセチン(サインバルタ)の適応に含まれる。」と販売もとは説明する。



⑦の「神経根症状を伴う」という考えは間違っていると私は思っている。要するに、慢性痛の一つの有効な治療薬だ。

なにをしてもうまくいかないときは一つの治療法として考えてみればいいと思う。

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プラセボでもかなりの効果があるのですね(笑)。

保険診療ではプラセボ薬を使えないのが残念です。いちいち薬剤名、効果、副作用をしらせなければいけないのですから(笑)。

たぶん、昔の医者はほとんどがプラセボで治療していたのでしょう。

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by junk_2004jp | 2016-06-09 14:05 | 慢性痛 | Comments(0)


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