2017年 02月 24日

デルタパワー

NHKガッテン 2017・2・22

最新報告!血糖値を下げるデルタパワーの謎


デルタパワーとは爆睡(熟睡)すると出てくる脳波デルタ波のパワーのこと。

血糖値が高いということは、いつも戦闘状態にあるということ。交感神経は緊張し、筋肉も緩まない。

眠れていると思っている人でもデルタ波がでる熟睡まではいっていないことがある。

ガッテンで紹介していた薬はベルソムラ(オレキシン受容体拮抗薬)でしょう(もちろん製品名は言わなかったが)。

ベルソムラでデルタ波がでる睡眠が取れて、なかなか下がらなかった血糖値が下がったという内容でした。

これは慢性痛にも応用できます。

「痛いから十分な睡眠がとれない、十分な睡眠がとれないから痛みが続く。」慢性痛を持つ人は睡眠が十分にとれない人が多い。

慢性痛は3ヶ月以上続く痛みのことで、中枢性の痛覚過敏状態です。痛みそのものが治療の対象です。「悪性腫瘍、感染症、リウマチ(炎症性疾患)は除く」

脊柱管狭窄、ヘルニア、軟骨や椎間板の変性が痛みの原因にされてきた古い(ガラパゴス)医学に決別してください。

もっとも、薬を使わずに爆睡できればいいのですが。薬を使ってよく眠れるようになれば痛みも取れていく。そうしたら薬をやめればいいです。

ベルソムラは新しい眠剤です。http://seseragi-mentalclinic.com/suvorexant-effect/

効果がしっかりしていること

副作用が少なく、特に耐性・依存性などがほとんどないこと

入眠障害(寝付けない)、中途覚醒(夜中に起きてしまう)の両方に効果があること

今までにない、新しい作用機序の睡眠薬であること



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by junk_2004jp | 2017-02-24 01:19 | 慢性痛 | Comments(4)
Commented by 国松 at 2017-02-25 18:58 x
ベルソムラ!

突破口ですね・・!!

風穴が 開いたような気がします!!!

   ヽ(^。^)ノ \(^o^)/ヽ(^。^)ノ
Commented by ひつまぶし at 2017-02-27 18:32 x
ところがガッテン★
放送後、各方面から「行き過ぎだ」との声があがり、
な、な、なんと、謝罪の上、再放送中止だとか。
・・・何が何やら・・・・・(国松兄さんの口癖 ^^;)
Commented by junk_2004jp at 2017-03-01 20:58
説明の仕方が悪いのです。実際にベルソムラでなかなか下がらなかった血糖値が下がった症例がいくつもあったという事実です。いくつもあったから発表したのでしょう。なぜなんだろうかと考えるべきです。インスリンの分泌とどういう関係にあるのだろうか。私は糖尿病の医師ではありませんのでこれ以上のべませんが。

一方、慢性痛の大きな責任は脳にあるというのがもはや常識です。いい睡眠がとれないひとがとても多いです。

私が診ている患者さんからつぎのメッセージをいただきました。
「こんばんは。先生のブログで見つけたコメント(血糖値が高いということは、いつも戦闘状態にあるということ。交感神経は緊張し、筋肉も緩まない)に、なるほどと思いました。ここ数年、糖尿病と疼痛を代わり交替に繰り返しておりましたが、合点がいきました。歩行時に足を引き摺り気味ですが、毎日ストレッチ体操をしながら、合点のいく先生の一言に、拙い人生を振り返っておりました。」
Commented by 岡田 at 2017-03-05 06:35 x
医師です。
睡眠治療は画期的と考えます。
整形外科痛、過活動膀胱、自律神経失調症に応用できると考えます。
しかし、do no harmの原則からいえば悪夢、眠気等の副作用率が20%のベルソムラを使うことは決して良いことではないです。
かと言って副作用率の低いベンゾジアゼピンを使用すると依存症、ベンゾジアゼピン眼症、遅発ジストニア等の問題が起こりえます。
do no harmの薬物はないわけですから安易な薬物治療は控えてヨガ・ストレッチ・瞑想等で睡眠がとれればベストと考えます。


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