2017年 03月 13日
① MRI、CT、レントゲンの人口あたりの保有率は日本はずば抜けて多い。 http://junk2004.exblog.jp/19547125/ ② 国民皆保険、いつでもどこでも簡単に受診できる。安価。 ③ 「老化した(傷んだ)関節軟骨、椎間板、半月板、腱板は痛みの原因になる」「神経を圧迫、絞扼すると痛みやしびれが起きる」これ、マジに専門医ともあろう人が思い込んでいる。それも大学病院や有名病院でさえ(笑笑笑)。 生理学的な根拠なし、疫学的根拠なし。患者さんにしてみれば、有名病院の専門医が画像を示して説明しているのだから信用してしまう。 ①②③が揃っている日本の現在ではますます慢性痛の患者さんは増え続ける。医療費が増えてもそのおかげで健康な人が増えればいいのだが。現状は逆だ。医療費が増えて痛い人が増える。 レントゲン、MRIでとくに異常がなければ、痛みやしびれの原因を説明する能力はないし、もちろん治療はできない。 「手術するほどではない。」じゃあどうすればいいのか説明できない。 手術をしても成績はさっぱりだ。「手術は完璧にした。」それでも痛いのは何故なのか説明できない。精神的な問題にされたりする。 手術はプラセボ程度の効果が期待できるが、ほとんどの場合、短期間に限ってだ。 そもそも痛みの生じている理論が間違っているのだから。 手術は麻酔をかけてのケガなんだからかえって悪化することも少なくない。とくに2度手術した人には大変な苦しみを抱えている人がいる。 検査をして手術をしなければ病院経営が行き詰まる。なにしろ大きな設備投資をして、人件費をかけているのだから。 医師は病院経営の歯車となっている。 そして慢性痛の患者さんは増え続ける。 腰牽引、頚牽引が保険診療報酬から外されたようにヘルニアや脊柱管狭窄の手術を保険からはずしたら。
by junk_2004jp
| 2017-03-13 02:24
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