2017年 03月 28日
「神経が圧迫を受けて痛い」「軟骨がすり減って痛い」というガラパゴス医学から早く決別しなさい。 こんなこと言ってると訴えられる時代がくるだろう。 間違った情報を患者に与え、治るチャンスをのがす。 痛みは時間との戦いという面がある。 今日は8回腰の手術をしたという人、ヘルニアの手術を5回したという人を診た。 ヘルニアの手術を2回してなおたいへん辛い中学生を診ている。現在、回復傾向にある。 ヘルニアの手術を2回して大変重い線維筋痛症の人を診ている。長い回復の道のりのスタートをきったところだ。 ある脊椎外科医のHP この方は「神経障害性疼痛」を誤解している。ヘルニアや脊柱管狭窄によって神経が障害を受けると思っている。だから手術するタイミングが重要だと説いている。 治らないのは前医が手術を勧めなかったから時期を逸したというわけだ。これでは治らなくても自分の責任ではないという何とも都合のいいいいわけだ(笑)。 慢性の痛み-何によって生み出されているのか? 何が慢性痛を生み出しているのか? 慢性痛は単に“長く続く”急性痛ではなく,中枢神経系の可塑的な変化を伴って成立する独立した病態である.それはどのように生み出され,患者を苦しめ続けるのか? 医学・医療はそれに対して何ができるのか?
by junk_2004jp
| 2017-03-28 21:20
| 慢性痛
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