2017年 03月 30日

昭和に流行った痛みの医学は間違いだったわけだが

昭和に流行った痛みの医学が間違いだったことは議論の余地はありません。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄が・・・・
軟骨が・・・・
半月板が・・・・
腱板が・・・・
椎間板がぺしゃんこ・・・・
すべり症が・・・・


それを大学病院、基幹病院、専門病院でなぜ引きずっているのでしょうか。

私のような地方の診療所と基幹病院の関係、普通に考えて逆ですね。

慢性の痛みに行き場所がなく困った患者さんがた〜〜くさん押し寄せていらっしゃいます。

ヘルニアの手術をしたがよくならない。

すべり症でボルトでとめたがかえって痛くなった。

脊柱管狭窄症の手術をしたがかえって悪くなった。

ふくらはぎが歩くといたくなるので診てもらったら脊柱管狭窄症で手術が必要といわれた。

軟骨がぼろぼろで手術が必要といわれた。

半月板の手術をしたがよくならず、反対のヒザも痛くなってきた。


なぜ痛みが生じるのか

どうして慢性化するのか(慢性化には医師の診断が大きく関わっていると思う)

なぜ痛みの部位が広がるのか

痛みの生理学の発展、fMRIなどの発展で詳しく分かっています。

週刊・医学のあゆみ2017.1.14

慢性の痛みー何によって生み出されているのか

■慢性の痛みはどのように考えられてきたのか?……小山なつ・等誠司 
神経可塑、長期増強、生物・心理・社会的モデル、痛み行動、集学的治療

■慢性痛はどのようにアプローチされているか?:脳画像法からみた慢性痛の脳内機構……半場道子 
■脊髄では何がおきているのか?──神経障害性疼痛の脊髄後角におけるメカニズム……津田誠 
■脳幹における痛みの抑制と慢性疼痛発現の機構……御領憲治・古江秀昌 
■情動・報酬系では何が起こっているのか?……南雅文 
■痛みは脳をどう変えるか?――Neuroimagingからみえてきたもの……寒重之・柴田政彦 
■慢性疼痛のメカニズムにおいて,心と体の間で何が起きているのか──心身医療の観点から……細井昌子 
■慢性の痛み医療はどのような夢をみるか……北原雅樹 


このような最新の研究者の著書をみても「脳」の話ばかりです。ヘルニアも軟骨も脊柱管もでてきません。

多くの患者さんのために早く臨床に取り入れるべきです。

簡単な治療でよくなることが多いです。

医療費削減にも貢献することでしょう。

私は2001年ごろにHPを作りましたが、最近の慢性痛ブームに我が意を得たりの心境です。


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by junk_2004jp | 2017-03-30 14:27 | 慢性痛 | Comments(0)


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