2005年 05月 09日
Aさん(女性)は胸が苦しくなり、某病院に入院。「不整脈」との診断。入院中、腰痛、両下肢に力が入らず、歩行困難、舌の痛み、喉がピリピリする。 いろいろ検査を受けたが特に異常なしといわれ、整形外科を受診するように言われる。同病院の整形外科はたくさんの患者さんだったので、当院に来たとのこと。(w 症状や、検査で異常なしということから、「不安」によるものと思われます。 「身体表現性障害(身体化、心気症)、全般性不安障害」このへんが思い浮かばれます。たぶんすべての症状の根っこは一つでしょう。 「舌痛症」という病気があります。http://drymouth.jp/daeki-gen4-stres.htm 大きい病院のお医者さんは検査をして「異常なし」ですから(笑)。なぜそのような症状が起きているのか、どうしたらよくなるのかという説明がないことが多いのです。私のような開業医はそのへんのすき間産業ですから、ま~あんまり頑張ってもらわないほうがいいのでしょうw・・・。 「不整脈」も診断というよりは、事実をいっているだけです。なぜなのかどうすうればよいのかの説明は受けていないとのことでした。 お孫さんのせわをしていたのですが、都合によりしなくてもよくなったそうです。そのころから、胸の苦しい感じがでてきたということでした。私の妻を見ていてもそんな傾向があります。孫をみることもストレスですがいなくなることもストレスのようです。 病名を付けて薬をだすということで、患者さんが安心して、治癒へ向かうことと思います。
by junk_2004jp
| 2005-05-09 19:34
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