心療整形外科

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2017年 09月 08日

脊椎外科・整形外科が失敗した概念:痛みに対して除圧と固定

悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風系は除外する。


❌ 神経根性疼痛・・・神経根の圧迫によりその神経の支配領域に痛みやしびれが生じる。
           椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
           除圧(ヘルニアを取る、骨を削る)

           こんなバカな生理学はない。地球で生きていけない。
           神経が絞扼(締め付け)されると麻痺が生じる。
           

❌ 椎間板性疼痛・・・変性した椎間板は痛みの原因になる。・・・・固定術

❌ 椎間関節性疼痛・・・変性した椎間関節は痛みの原因になる。・・・固定術


椎間板性疼痛も椎間関節性疼痛も動くから痛いので固定して動かなくしてしまえ:椎体の固定術

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この図は高張食塩水を注射した時に感じる関連痛を示したもの(疼痛誘発テスト)

除圧術や固定術の拠り所となっているものだ。

しかし、実際の臨床で高張食塩水の注射で痛みが生じているわけではない。だからこの図は実験室のもので臨床の痛みとかけ離れている。これが多くの悲劇の元になった。

神経根に針を刺せば一過性の脱分極が生じ痛みが走る(異所性興奮)。これと実際の臨床で見る痛みは全く別のもの。

現実に中高年の健常者でも高率に椎間板の変性や脊柱管狭窄、ヘルニアが見られる。

関節性疼痛?

関節由来の痛み?

関節とは複合臓器「骨・関節軟骨・関節包の内粘膜、靭帯、半月板や椎間板・筋肉」これらの組み合わさったものを関節と言っているのだ。

関節のどこに存在するポリモーダル受容器が感作されてるの?

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感作されているポリモーダルを探せ・・・押さえて痛い部位(圧痛点)を探せ。

レントゲンやMRIでは探せない。

なぜポリモーダルが感作されているのか?

炎症が起きてブラジキニンが作用したのか、機械的刺激を受けたのか。

「痛みの悪循環説」による筋肉の攣縮

「慢性痛とは痛み系の不具合」つまり痛みそのものの治療

変性したものは痛みを誘発するのか?

変性したものはブラジキニンを放出しやすいのか?

ポリモーダルが感作されるということはそこで電気信号が作られるということ。つまりエネルギーの形を変えること。

エネルギーはなぜ生じたのか?

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このように推理していくと感作されているポリモーダルはほとんどが筋・筋膜にある。それも案外浅いところ。

それは今までの経験から。

局麻で手術をする時の経験から。

その他の民間療法などから。

慢性痛は中枢性の痛覚過敏状態で、感作されたポリモーダルは介入するポイント。

脊椎外科や整形外科の悲劇がなぜ起きたのか想像できるだろ。

画像で痛みの発生地を探そうとしたのだ。

過敏になったポリモーダルを探すのに画像は必要がない。

圧痛点を探せばいいのだ。

腸腰筋の場合は腰からは分かりにくい。前方からわかる。

構造の治療と痛みの治療は別の問題になる。

痛い筋肉は短縮するのでアライメントの変化が起きる。

手術によりアライメントが変化すれば痛みが変化することがある。

「過敏になったポリモーダルを探す」これを画像によって「老化した組織を探す」ということに置き換えてしまったのだ。

「老化したものは痛みの原因になる」という考え方が失敗の原因。

「老化したもの」=「補修が完成したもの」ということができる。

「老化したもの」を若返ることはできない。だから医師には治すという発想がない。

老化のはっきりしないときは痛みの原因を明確にできない。



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by junk_2004jp | 2017-09-08 03:36 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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