2017年 09月 23日
高齢者の腰椎圧迫骨折は次のようにしています。 1:痛みの治療 2:骨粗鬆症の治療 3:骨折の治療 この3つの治療が必要ですが、それぞれ別の問題です。 痛みの治療は絶対に必要で当初から積極的に行う。局所麻酔を圧痛点に数日間注射する。消炎鎮痛剤やカロナールを使う。 骨折の治療は出来合のコルセットで固定、できるだけ短い時間の安静(1週間程度)。立位、歩行は当日より許可。 骨折は治ったが慢性痛(慢性の腰痛)になることが最も注意しなければならないことです。 高齢者を数週間、安静臥床することはとても危険なことです。 椎体がぺしゃんこに潰れてしまっても痛くなくて元気に活動できればそれでいいじゃないですか。 骨折した椎体にセメントを注入する手術があります。これもいい方法だと思いますが、プラシーボと変わらないというTV番組がありました。 この手術を受けた人で慢性の痛みに苦しんでいる人を2人診ました。
by junk_2004jp
| 2017-09-23 19:19
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