2005年 05月 14日
「器質的疾患の見つからない身体愁訴」の鑑別診断 器質的な病態ないし病気とは、いつみても、誰がみても特定の場所に特定の病変を見出すことができるものをいう。たとえば消化性潰瘍の場合、まだ病気が治っていなければ、自覚症状が消えたとしても潰瘍の姿、組織の病変を確認することができる。逆にその姿を認めなくなれば病気が治ったといってよい。このようなものを「器質的」な病態ないし病気というのである。 「心療内科の時代」 江花昭一 著 ちくま書房 筋骨格系の痛みに対して、ヘルニアとか軟骨の変性を痛みに対する器質的病変ととらえることには無理があります。 骨折などあきらかな損傷、悪性腫瘍、感染症を除いた痛みは機能的な疾患です。
by junk_2004jp
| 2005-05-14 12:04
| うつ・不安・ストレス
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