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心療整形外科

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2017年 10月 26日

ガラパゴスのDr.シーラカンス

⭕️大学病院ですべり症の手術を3回した。今は線維筋痛症となっている。

当院でトリガーポイント注射とノルスパンテープ10mgでかなり改善した。

すべり症が原因で腰痛や下肢の痛み、しびれが起きることはありません。

⭕️ある有名総合病院で椎間板ヘルニアの手術をしたがよくならず、結局3回手術をした

が、よくならず、薬を続けてのんでいる。

改善がみられない。歩行が辛い。

下腿や足背、足底の圧痛点にTPBをすると、笑顔になった。

「私、失敗しませんので」→「私、失敗しますので」

これ技術的な失敗でなくて、思考過程の失敗なのです。

いずれの症例も私が初診なら、レントゲンやMRIを撮ることなく、1回〜数回で治癒する

可能性があります。

ヘルニアや脊柱管狭窄、すべり症で痛みやしびれが生じることは決してありません。

それは筋筋膜性疼痛症候群です。

外力Gが原因です。

慢性的な外力(生活週間、労働、スポーツ)、急性外力(打撲、捻挫など)

ストレス(不安)は痛みの認知閾値を低くします。

オピニオンリーダーとなるべき大学病院や地方の基幹病院がこのザマでは思いやられます。

医療費を有効に使うという観点からも非常に問題です。




by junk_2004jp | 2017-10-26 13:31


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