2017年 11月 15日
年配ご婦人が腰痛及び下肢のしびれである公立病院を受診した。 「頚で神経が圧迫を受けているので頚の手術をする必要がある。」と診断された。 「歩けなくなることもある。」ともいわれた。 この方は当院が2回目の受診だ。 頚は全然痛くないのに頚の手術を言われたことに不信を抱いて2回目の受診となった。 腸腰筋、臀筋、ハムストリング(大腿後面の筋)など圧痛のあるところに1〜2mlの局所麻酔を注射した。 すぐに楽になったとのことだった。 痙性跛行なし、バビンスキー、クローヌス、腱反射亢進などの病的反射なし。つまり脊髄麻痺症状なし。 このような診断は全く馬鹿げている。患者に無用の心配を与えてかえって痛みやしびれを慢性化する。 医師は診察できるレベルに達しているのだろうか、疑問だ。 他の社会ではこのような場合、閑職に追いやられるか、自営なら客がこなくなる。 医師はこれでもやっていける奇妙な職種だ。 看板が一流だとそのおかげでやっていける。 だれも説教する人はいない。そういう特殊な職業だと認識すべし。
by junk_2004jp
| 2017-11-15 19:23
| 慢性痛
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