2017年 12月 08日
Marcus部長は「筋肉は疼痛の直接の発生源ではなく他の部位に存在する病理を反映するにすぎない,と考えられることが多い。 筋肉を使う運動療法も,大部分が筋肉自体ではなく骨格や脊髄および神経根にインパクトを与えることを目的としている。 しかし,これまでに良い転帰をもたらしてきたのは,体幹の特定の筋肉の障害や緊張に直接働きかける治療法だ。 患者の大部分では,腰痛のおもな原因は筋肉の障害や緊張である」と述べた。 同部長は「疼痛の医学的管理において筋肉系の重要性が軽視されているのは,医師が大学で学ぶ内容に関係があるようだ。 基礎解剖学が終わると,疼痛の診断および治療に関する教育に筋肉はほとんど出てこない。 つまり,われわれは診断アルゴリズムにおいて全身の70%を無視しているのだ」と述べた。 同部長は「この無視には深い意味がある。これが身体の内部(骨格,神経など)の像を明確に映し出せるようになったのと同時に出てきたからである。 われわれは,内部にあるものを見ることによって症状の源が分かると信じてしまった。 この顕著な例が腰部MRI検査の施行または乱用で,大規模大学病院の神経放射線科・・
by junk_2004jp
| 2017-12-08 00:06
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