心療整形外科

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2005年 06月 19日

日本医師会・インターネット生涯教育講座より

日本医師会
生涯教育on-line
インターネット生涯教育講座・・・・ここより先は認証が必用です。
疼痛コントロール
セルフアセスメント:問題集

その中の問題を2つ挙げます。このような痛みの生理学の重要な問題を挙げている同じ頁で従来の腰痛講義をしているのには笑える。

次の文のうち誤っているものを1つ選びなさい
a 侵害受容器に痛み刺激が加わると、細胞膜のイオン透過性に変化が生じる
b 侵害受容器に小さな刺激が加わると、起動電位が発生する
c 侵害受容器に大きな痛み刺激が加わると、活動電位が発生する
d インパルスは、神経軸索の細胞膜に電気的変化を生じながら伝導する
e 侵害受容器への適切な刺激は圧刺激である


答えはeでしょう。aで痛み刺激と書いてありますね。圧刺激は圧覚ですね。圧迫すると痛い「圧痛」とは異常なことなのです。痛覚過敏になっていて小さな外力(機械的刺激)で痛みを感じるという異常な生理的現象がおきているということです。なぜそうなるのかは生理学者に聞く以外にないでしょう。 これも。ヘルニアがあるからそうなるのではないですね!

次の文のうち誤っているものを1つ選びなさい
a 痛みの認知は外因性の痛み刺激が侵害受容器を刺激することでのみ生じる
b 痛みを認知すると、交感神経を介して血管が収縮する
c 脊髄反射により筋緊張が生じる
d 局所乏血により組織の酸素が欠乏する
e 局所乏血により内因性の発痛物質が生成される


答えはaです。あとの文章は正解ということです。下図のことです。
b0052170_552334.gif
このようなことはもはや生理学的な常識です。

侵害受容性疼痛は高閾値機械的刺激(外因性)か内因性発痛物質によるかの2つですが、臨床上問題になるのは当然内因性の発痛物質によるものだけですね。


 
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by junk_2004jp | 2005-06-19 05:54 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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