2005年 07月 17日

下行性疼痛抑制系

抗うつ薬やエルシトニンなどの一部の骨粗鬆症薬が慢性の痛みに効くというのはよく知られていることですが、そのメカニズムは「下行性疼痛抑制系」を賦活させるのではないかといわれています。

延髄の大縫線核から、脊髄後角への「セロトニン神経」が痛みの信号の入力をしぼっているのですが、その力が弱くなってしまうことがある。それを修正するということです。

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このようなことは測定できません。しかし、診療していると、「痛み系」の不調の人はおおぜいいます。数字や画像に表れないので、同情します。誤診される率も多いと思います。



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by junk_2004jp | 2005-07-17 06:53 | 慢性痛 | Comments(4)
Commented by keisyan at 2005-07-17 23:09
慢性痛の患者はもちろん辛いですが、それを診る治療者もたいへんだと思います。

「同情するなら○○をくれ!」 というセリフが有名なドラマがありましたね。
同情・・・その言葉には微妙なニュアンスを感じてしまいます^_^;
Commented by junk_2004jp at 2005-07-17 23:28
そのような方で腰に手術のあとのついている人、何人も知ってます。
Commented by elly_mylove at 2005-07-17 23:51
首の手術、しなくてよかったと思ってます。
私はオーストラリアのドクターで診断、治療を受けなければ、おそらく何十万円も出してまずはレーザーのヘルニアオペをして、それでも治らなくて平塚の病院でブラッドパッチをうけ、それでもだめでNクリニックで有名な先生に頚椎前方固定術をしてもらい、それでもだめですっかり心を病んで精神科に措置入院になり。。。。そのころには慢性化しすぎた痛みが簡単には抗うつ薬では治らなかったのではないか、と
あのまま日本にいたら、恐怖の転落シナリオを時々思い浮かべます。

薬の効能書に痛み止め効果が加えられ、保険適応になればもう少しこの手の薬が疼痛障害に使われるようになるのでしょうか。
いつか加茂先生がかかれたけれど、医療は、技術の半分くらいは情報だな、、と思います。
Commented by junk_2004jp at 2005-07-18 00:49
痛みをとる手術というのは、理論的におかしいのです。きっぱり!
なぜって・・・・


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