心療整形外科

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2005年 09月 02日

急性疼痛の治療により慢性疼痛の予防可能

急性期に効果的な介入を

テキサス大学サウスウエスタン医療センター(ダラス)精神科のRobert J. Gatchel教授は,腰痛患者を調べたところ,職場復帰ができないほど重度の慢性疼痛を有する患者は,職場復帰した患者と比べて,高レベルの疼痛と機能不全を報告する確率が高いことを確認した。

同教授は「これは当たり前のように思われるかもしれないが,これらの患者を別の医師が診断したところ,これらの患者は必ずしも最高レベルの身体障害を持った患者ではなく,この 2 群間には基礎疾患に差はなく,一方の群が疼痛に対してより敏感であっただけだ」と指摘し,「これは急性期にもっと効果的に介入すれば,慢性化の問題を回避することができることを示唆している。職場復帰できないほどの慢性腰痛を抱えた患者は,身体の病気に対してより敏感で,感情的ストレスに対処するのを避ける傾向があり,これらは女性に多い」と付け加えた。


急性痛に対して、介入すべきでないという意見もあるが、慢性化すると厄介なので急性期に効果的な介入が必要だと思う。

上記は精神科の教授によるものです。慢性疼痛は整形外科的な疾患ではなく、精神科的な疾患なのです。(日本では心療内科的)

筋骨格系の痛みはほとんどが、筋筋膜性疼痛です。

慢性化するのは、神経回路に可塑的変化が生じるためといわれています。筋肉には、筋硬結や短縮が生じることがあります。


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by junk_2004jp | 2005-09-02 07:51 | 慢性痛 | Comments(1)
Commented by sansetu at 2005-09-02 10:05
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0830sekizui.html
これは主に器質に由来する慢性疼痛の治療法の情報ですが、いろいろと考えるものですね。


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