心療整形外科

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2005年 10月 01日

第20回日整会基礎学術集会の抄録集より

ラット椎間板ヘルニアモデルにおけるTNFぴ選択的阻害による痛み行動の変化

後根神経節への機械的圧迫因子のみでは痛み行動は観察されず、椎間板髄核からの化学的因子が同時に加わることにより痛み行動がみられることが報告されている。

ヘルニアによる機械的な圧迫のみでは、痛み行動は起きないというのが常識となっている。そこで、髄核を後根神経節に接触させて、髄核から産生される炎症性サイトカインTNF-αによって後根神経節に炎症を起こさせる。(半月状の特徴的な炎症性変化;inflammatory crescent)

整形外科のヘルニアの研究は今このような研究がさかんに行われている。一方、痛みの生理学者のHPでは、このような話題はみあたらない。

疑問に思ったことは、髄核が脱出していないヘルニア(繊維輪によって神経と隔てられている)は症状がでないということか?逆にいえば、症状のあるものは全部、脱出型ということか?

しかし、そのようなデータをみたことがない。

また、後根神経節が炎症を起こすとどうして痛みがおきるのか?


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by junk_2004jp | 2005-10-01 01:42 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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