心療整形外科

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2005年 12月 06日

1年来の腰痛、下肢痛

40歳代、男性、昨年12月より徐々に腰痛、右下肢痛(しびれ)。3つの整形外科を受診。腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、ヘルニアとそれぞれ異なった診断名であった。

代替医療もいくつか行った。「腰痛は怒りである」という本に出会い、いろいろ調べて当院を受診した。

右腰に2つ、右下腿に2つ、圧痛点あり。腰と右下腿の「筋・筋膜性疼痛症候群」と診断する。原因は心理・社会的なことだと思われる。家族の病気などがありかなりストレスがあるとのこと。
b0052170_14442446.jpg腰の圧痛点と下腿の圧痛点は同じこと(等しい)と思うのです。しかし、多くの整形の先生は下肢の痛みを根症状というとらえ方をします。それでは腰の圧痛点はどういうことなのでしょうか?椎間板性、椎間関節性の痛みなどと説明があるかもしれません。四肢の末梢に圧痛点があるとき「しびれる」という表現になることが多いものです。

なぜその部位に圧痛点ができたのかは不明です。なぜ、その部位に蕁麻疹ができたのか?なぜその部位に円形脱毛症がおきたのか?

いろいろな部位に圧痛点ができるものです。緊張型頭痛とか、五十肩とか、顎関節症とか坐骨神経痛とか肋間神経痛とかいっているわけですが、これらのメカニズムはすべて同じだと思っています。そのときなぜその部位にできたのかもっともらしき理由を考えたくなるものです。でもそれはいつの場合でも失敗します。

私を入れて4人の整形外科医がそれぞれ異なった病名を付けたことになります。どれも誤診ということではないのですが・・・。腰痛の病名なんてこんなもんなんですよ。

圧痛点に計8mlの局所麻酔をうつとすぐに楽になったと喜ばれる。筋筋膜性の疼痛の証拠です。痛みのメカニズムを説明。

今後の展開はどうかな?うつや不安という要素は一回の診察では分からないことがあるが、たぶんはやくよくなるような感じがする。
_________

70才、男性、
1ヶ月前より、特に誘因なく左側胸部に痛みがあり、咳払いや起きあがり動作時に痛みがある。圧痛点3ヶ所あり、治療により痛みがなくなりました。胸筋の筋筋膜性疼痛です。いわゆる肋間神経痛というやつですか。なぜそこにおきたのかは説明できません。
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by junk_2004jp | 2005-12-06 12:48 | 慢性痛 | Comments(6)
Commented by keisyan at 2005-12-06 16:41
こういう症例って毎日でも書けるのでしょね^_^;
Commented by junk_2004jp at 2005-12-08 00:46
ほかのブログからトラックバックするのはどうするの?
Commented by keisyan at 2005-12-08 07:58
投稿画面の、または編集画面のしたのほうに「トラックバックURL」を書き込むところがあります。
そこに各ブログにある「この記事へのトラックバックURL」というのをコピーします。リンクしたいときはその記事のプロバティを開いて文中に取り込みます。
Commented by elly_mylove at 2005-12-08 12:53
ケイシャン、ふたつのブログに同時にトラバしたいと思ったときのやり方ごぞんじですか?
Commented by keisyan at 2005-12-08 16:37
まず一つのブログにトラバして一回目は終了。で、編集画面にして別のURLをコピペして2回目終了。これを繰り返せば何回でもトラバできましゅ(^O^)/
Commented by elly_mylove at 2005-12-08 18:12
ケイシャン、ありがとう!やってみます。


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