2005年 12月 08日

レントゲンもMRIもない時代

エコ科学について

レントゲンもMRIもない時代を想像してごらん。関節軟骨、椎間板、変性、神経などという概念そのものがない時代。痛みはもっと素朴な治療で結構治っていたのではないでしょうか。

長屋の八っあん、熊さん、あるいは東海道五十三次。もっとさかのぼって卑弥呼の時代。人の痛みはどんなんだったのだろうか。痛みの歴史を研究することもおもしろいテーマだとおもう。

ハイテク医療機器の登場は痛みの管理にプラスになったのだろうか?レントゲン、MRI、関節鏡、硬膜外鏡などの発明は、癌や感染症や骨折などの治療には大いに貢献したのだが、痛みに関してはどうなんだろう。

どれだけハイテクになっても痛みは見えないです。構造と痛みをリンクするリングがありません。

「軟骨(椎間板)はぼろぼろになっていますよ。」と医者からいわれた日から、慢性痛が始まることだってあるのです。自信がなくなり、活動的でなくなります。
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by junk_2004jp | 2005-12-08 17:35 | 慢性痛 | Comments(3)
Commented by elly_mylove at 2005-12-08 18:00
トラバありがとうございます。

そうですね。MRIで変形した関節を見せられたら、もう取り返しがつかないんだ。とたいそうな喪失感がありました。
不治の病だと思っていたんですよね。ヘルニアって。
MRIは、少なくとも私の痛みは救いませんでした。

私がHPを始めた理由って、結構シンプルだったんですよ。
治らない人のHPは沢山あったんですけど、治った人のHPがあんまりなかったから。
治って、幸せに暮らしている人のHPが読みたかったから。

それが患者さんたちにとって、ハイテク機器よりもずっと痛み止めになりうる、ということを、きっと自分でも本能で知っていたのだと思います。
Commented by sansetu at 2005-12-09 10:48
「想像してごらん」とジョン・レノンも言ってますね。イマジンを聴きながら今日の記事読むとすごくいいです(笑)。
Commented by kashiwa at 2005-12-09 11:38 x
体質的に痛みに対して鈍感、という事もありえるのでは。
過去の経験からして私の場合そのような気がしてなりません。
そのことについて後にエントリーにしてみたいと思います。


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