心療整形外科

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2005年 12月 12日

後根神経節

後根神経節は1次性知覚神経細胞を有しています.そして神経根それ自体より機械的な刺激に対して敏感で,少ない刺激で異所性発火を生じます.(腰痛・菊地臣一著.P61)
神経脱落症状(感覚低下,筋力低下)が存在すれば早々に手術的治療を考慮すべきであろう。
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この図は横田敏勝著「痛みのメカニズム」P214より(ヘルニアなどは私が書き込みました)

後根神経節の異所性興奮ならば、前根の運動神経は無関係ということですが、神経脱落症状(感覚低下,筋力低下)はどう説明するのか?
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そこで,後根神経節が侵害刺激により異所性発火をきたすのなら,次のようなメカニズムで下肢痛を引き起こすと考えられます.
この侵害刺激とは機械的圧迫のことですか?後根神経節にはレセプターがないのでそこのところの説明が?です。

後根神経節の異所性発火による筋痛?
結局「筋痛」なんだよね~。筋痛を感じるメカニズムは、図の通りですね。つまり、侵害受容性疼痛。

針が後根神経節(と思われますが)にあたると,下肢痛が起こり,いつもと同じ痛みが誘発される(再現痛)ことが一つの根拠となります.
これが整形外科医をまよわせていることです。痛みの質が違うのではないでしょうか。針は一瞬の放散痛です。後根神経節でなくても神経のどこでもおこります。伝達麻酔のとき経験しますね。たとえば梨状筋のところで針をさしても同じことです。
神経根それ自体より機械的な刺激に対して敏感で,少ない刺激で異所性発火を生じます.
この刺激とは機械的刺激のことなのでしょうか?このことは生理学的に確認されていることなのでしょうか。

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by junk_2004jp | 2005-12-12 23:56 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(2)
Commented by long-field at 2005-12-13 00:41 x
??な後根神経節で説明を始めたので,??な考察になってしまいました.ただ,根性疼痛があるとすると,他に説明できる機序はないと思いますので,多くの整形外科医が後根神経節についてあれこれ理由付けをするのだと思います.
硬膜というバリアを考えると,簡単に炎症を起こすとも考えられません.

結局のところ,異所性発火という,およそ一般的でない現象からスタートしなくてはいけないところに自分でも無理を感じています.
Commented by junk_2004jp at 2005-12-13 00:46
なぜ、一流の学者が疑問をもたないのだろうか?


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