2005年 12月 22日

痛みの研究は神経の先端と脳だ!

昨日、今日と紹介した文献は以前に鍼灸師のホリーさんからいただいたものです。もう少しありますから、後日書きます。

トリガーポイント鍼療法を活用するためにーこれまでの研究を整理し、見えてきた課題とはー
トリガーポイントとは何か?その成因について

整形外科医にとっては目から鱗のことがあるのでは・・。

痛みの研究は神経の最先端(入力)と脳(認知と反応)なのです。マニアックな研究は脊髄の後角です。ここは神経の接合部位(ジャンクション)なので、痛みの抑制やワインドアップと関係があります。

構造を研究したところで痛みには関係がありません。また、神経の途中も関係がないのです。途中では神経繊維が損傷を受けて麻痺することはあります。このときは二次的に神経因性疼痛がおきることがありますが、まれなことです。

整形外科医は痛みに関して、その学問上、間違った方向に勉強させられたといえます。麻痺なら、断然整形外科医なのです。しかし、ヘルニアで麻痺は馬尾症候群と、頸椎での脊髄麻痺しか聞いたことがありません。

痛みに関しては、生理学者や鍼灸の専門家から習うことは多いと思います。また、脳のほうは、精神・心理学の専門家から習うべきです。

とにかく、整形外科医は肝心な、神経の両先端を無視して神経繊維の途中を論じるのでだめなのです。
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by junk_2004jp | 2005-12-22 19:47 | 痛みの生理学 | Comments(4)
Commented by もっさん at 2005-12-23 05:26 x
はじめまして。精神科で看護師をしております。普段から、ドクターとの隔たりがなぜか多い精神科(特に当院だけかもしれませんが)。ブログランキングでひょんなタイミングでのぞいてみたら、興味深いことがつらつらと。私の頭では、理解するに高等のレベルのもではありますが、時々ブログを覗かせていただいてよろしいでしょうか。邪魔にならないように努力いたします!
Commented by junk_2004jp at 2005-12-23 09:28
はじめまして。こちらこそよろしくお願いします。本を出版していらっしゃるのですね。
Commented by もっさん at 2005-12-24 01:02 x
 とりあえず、素朴な疑問からお相手していただけますでしょうか!恥ずかしながらこの年齢で、夜勤で歩くと夕方ころに限って足の親指の外側がしびれることがあるんです。これだけじゃぁ、色々考えられすぎてなんのこっちゃわかんないですかね・・・・。たいしたこと無いと思って数年間ほったらかしなんですけど。
 他にも、若いころにバイク事故に2回あったので、首と背中がおかしいです!是非みていただきたいほどですが、これに関しては、ただのぼやきですのでノーコメントで結構です(--(
 あと・・・・私のくだらない本。是非一冊!!いや、読まずにその飾るだけで10冊!!お願いします!(うそです)  でも、あと、関節って音が鳴るのは何故なんですか?普段聞けないので、まとめて聞きまくってしまいました!!ごめんなさい。
Commented by junk_2004jp at 2005-12-24 13:04
>夜勤で歩くと夕方ころに限って足の親指の外側がしびれることがあるんです。

パターン化した身体症状ですね。たとえば、出勤時に下痢とか、試験の前に頭痛とか、いろいろありますね。精神的な緊張、交感神経緊張、圧痛点、しびれ、なのだと思います。なぜ、その部位に現れるかは不明です。私のメインサイトの痛みとはをみてください。

>若いころにバイク事故に2回あったので、首と背中がおかしいです。

どの程度かわかりませんが、損傷が治癒しても長く痛みが続くことがあります。慢性痛がどのようにしてできるかですが、神経回路の可塑的変化が示唆されています。ま、気にしないことですね。

>是非一冊!!

そのうちに^^。

>関節って音が鳴るのは何故なんですか

関節 音  で検索してください。
気泡の破裂音という説が正しいでしょうか?


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