2006年 01月 12日

痛みを目でみると

脳の世界

脳の中の電気活動を見る。

痛覚神経(Aδ、C繊維)の最先端についている痛覚受容器から生じた活動電位が脳に伝えられ脳細胞の興奮が起こります。その興奮(情報)を脳の細胞が総掛かりで読み解き反応します。

このようなことは人間の体のどこでも同じことで、膝から下が特別だとかということはありません。

痛覚神経を絞扼(締め付ける)すると情報伝達が途絶えます。つまり無感覚(麻痺)になります。(絞扼性神経障害:痛みではなく麻痺なのです。)

神経を針で刺すと痛いというのと絞扼するのとは違います。神経を針で刺すと脱分極が起こり電流が生じます。

神経が絞扼されて、あるいは切断されて傷がつけば二次的に発芽や脱髄がおきて神経因性疼痛(CRPStypeⅡ)が起きることがあります。ヘルニアや脊柱管狭窄症でこのようなことが起きたという例を聞いたことがありません。
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by junk_2004jp | 2006-01-12 08:22 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(8)
Commented by まりも at 2006-01-12 19:17 x
こんにちは。
私は、頸椎ヘルニアで右手が「肘部管症候群の手」になった経験があります。
第五指、四指が曲がってしまい、指を揃えて付けることが出来なくなりました。
この症状も手術後は綺麗さっぱりなくなりました。
Commented by junk_2004jp at 2006-01-12 20:55
頸椎ヘルニアによって腕神経が絞扼性神経障害になったのなら、とてもめずらしい症例ですね。この場合は保存的治療は無理のように思います。
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_438.htm

頸椎椎間板切除術が保存療法より優れていることを示した無作為研究もありません」と、Nachemson博士は述べている。
Commented by まりも at 2006-01-12 21:30 x
私が手術した大学病院の医師は
この「肘部管症候群の手」の症状を見て研修生達に
「典型的なホニャララ(?)の症状です」と説明していました。
手術前は今ほど頸椎ヘルニアの知識がなかったので、
なんと言われたかわかりませんが…。
それほどめずらしい症状という反応ではないように見えたんですが、
気を使ってのことだったのかしら??

膝クローヌスと足クローヌス検査、バビンスキーは
さんざん研修の材料にさせられて参りました^^;
Commented by junk_2004jp at 2006-01-12 21:36
病的反射がでていたのですから、脊髄症状ですね。何番目だったのですか?
Commented by まりも at 2006-01-12 23:07 x
C5-C6椎体でした。
Commented by junk_2004jp at 2006-01-12 23:29
一連の脊髄症状なのかな?それとも、精髄症状+末梢神経症状なのかな。

頸椎ヘルニアで脊髄症状は希です。開業して1~2例あったかなというぐらいでした。痙性歩行を訴えられて来ます。

麻痺症状ですから、手術が正解でしたね。
Commented by ひろ at 2006-01-14 10:43 x
4ヶ月前の事故追突により、搬送先で頚椎ヘルニア、胸郭出口症候群、脊柱感狭窄、転院先で後従靭帯骨化症の診断。現在症状は両手の痺れ(特に右は上腕から手全部)肩、背中の張り、痛みはなし。
転院先で手術の可能性有りと言われました。2病院の診断が異なりますが手術箇所は同じと言うことですか。進行するであろうとの、医師の見解ですが、如何なものでしょう。
Commented by junk_2004jp at 2006-01-14 12:05
ひろさん、今日の話題として書きました。責任は持てませんが、そのように思う整形外科医もいるというぐらいの感じでみてください。


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