2006年 02月 17日

根性痛

神経根性疼痛=root pain=radicular pain

ヘルニアによって神経根が圧迫を受けたり炎症が起こったりしておきる痛みを神経根性疼痛と言われています。

異所性発火という理論ならば、なぜ圧痛点があるのでしょうか?異所性発火を図で表現するとどのようになるのでしょうか?この図でいいのでしょうか?しかも正常な神経ではこのようなことは起こらず、「異所性興奮を生じる可能性が高いのは、脱髄部および障害された末梢神経の側芽と神経腫である。」ということだそうです。

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ヘルニアがあたっているところで神経は障害されていて、そこで痛みの電気信号が起こって脳に伝わり、脳は電気信号を認知する。その時脳はヘルニアの所から来ていると認識できずに下腿から来ていると誤認している・・・・。こういうことなんですね。



神経根性疼痛と言われている痛みの本態は何なのでしょうか?

腰下肢痛の場合、MRI検査を行い椎間板ヘルニアの所見が見つかれば、それが痛みの原因とされ、神経根症とされてしまいます。

次の図はいずれも他医にて椎間板ヘルニアの診断を受けた方の圧痛点です。私にはすべて筋・筋膜性疼痛症候群のように思えるのです。またそのように考えて治療しても何も問題はないのです。どれが根性疼痛でどれが筋筋膜性疼痛なのか区別がつかないのです。

筋筋膜性疼痛ならば、神経根ブロックよりトリガーポイントブロックのほうが確実に効きます。安静よりも運動です。

根性疼痛ならば「安静」でしょう。どちらの方が治りがいいでしょうか。

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by junk_2004jp | 2006-02-17 21:24 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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