2006年 02月 20日

心療内科への紹介

Aさんは腰痛がひどくほぼ車椅子状態でした。診断はヘルニアで、手術を考慮していました。

昨年夏、当院に転医して、認知行動療法を主にマッサージやトリガーポイント注射をしました。抗うつ薬などの薬はあまり乗り気ではなかったので使いませんでした。

腰痛はほぼ治癒して日常生活は全く普通にできるようになりました。一ヶ月ほど自宅療養して旅行にも行ってきました。しかし、会社に行き始めるとまた腰痛に襲われるようになりました。

Aさんの依頼で大学病院の心療内科に紹介状を書きました。先日、その返事がきました。
「もともとある整形外科・神経的な疾患に神経症的な加重があると考えられます。」というような内容でした。

整形外科的な疾患はないちゅうに!!100%心療内科的な疾患ですぞ。表れている症状は筋・筋膜性疼痛です。

Bio-psycho-social syndrome(生物・心理・社会的症候群)

Myofascial pain syndrome(筋・筋膜性疼痛症候群)

chronic pain(慢性疼痛)

このような概念の疾患ですが、整形外科ではヘルニアの手術をする一歩手前、心療内科でも「整形的な疾患に加重」という表現になってしまうものなのです。

紹介状を持って○○大学心療内科に行きました。 およそ2時間かけて医師による問診と別の医師による診察を受けて「うつ」じゃないと言われました。 更に、心療内科的治療だけで治すことは期待出来ないこと、整形外科的治療をメインに続けていくこと、高額な民間療法には注意すること・・・とも言われました。 この日は採血して終わりました。 今朝、再診に行きましたら、血液検査の結果では正常。内科系で痛みの原因となるものは無いと言われました。 

う~ん、病歴を読んだだけで整形外科的疾患ではない、内科系で痛みの原因となるものはないことは分かると思うのですが・・・。

上に記載したキーワードでGoogle 検索やってみてください。ちなみに3つとも入れてみましたら555件ヒットしました。
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by junk_2004jp | 2006-02-20 03:02 | 慢性痛 | Comments(1)
Commented by keisyan at 2006-02-20 07:51
困ったもんですねぇ(ーー;)


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