2006年 02月 24日
Aさん(70歳代)は雪かき後腰痛になりました。今でも120kのものを運ぶ仕事をしているそうです。 腰痛の医学モデルは従来はDamage model (脊椎の損傷モデル)でしたが、それは矛盾が多くとうてい納得のいくものではなく失敗だったと言われています。 それにかわるものがBio-psycho-social model (生物ー心理ー社会的モデル)なのです。 Aさんのように腰椎の変性は高度ですが、70歳をすぎた今でもかなりの重労働をしている人もいるのです。(特発性側彎症があったために高度の変性が生じたのでしょう。) 問題が特に深刻なのは固定術である。 腰痛患者の症状緩和に関して、腰椎固定術が集中的リハビリテーションより有効であるという明確なエビデンスはない。 慢性疼痛に関する新ガイドラインは手術に対して懐疑的な見方を提示 重篤な活動障害性の腰痛疾患において心理社会的因子が重大な役割を果たすという認識を一層広めることは確かである。そして、他の因子を無視して脊椎の構造的な異常にのみこだわる医師は、そのことによって患者を危険にさらしているのだと示唆する。 Maine州の坐骨神経痛に関する研究からいくつか興味深い知見が得られている。著者らによると、軽症患者に対して手術はほとんど利点がないようである。患者の仕事への復帰に関しても手術は効果がなく、職場復帰率は手術群と保存療法群とで等しかった。 その他多数 http://www.cocoda.co.jp/ccd7/ccdmsrch.cgi?hd/rjdst/a163908+C2+Qn+s1+n10,10,18,0+u1281,10,16,1+q772+va,a,2+ka_B8_C7_C4_EA_BD_D1
by junk_2004jp
| 2006-02-24 17:32
| 慢性痛
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