2006年 03月 01日

グルコサミンと硫酸コンドロイチン

有痛性の変形性膝関節症に対するグルコサミンと硫酸コンドロイチン,およびその併用

方 法

症候性変形性膝関節症患者 1,583 例を,グルコサミン 1,500 mg 連日,硫酸コンドロイチン 1,200 mg 連日,グルコサミンと硫酸コンドロイチンの併用,セレコキシブ 200 mg 連日,プラセボのいずれかを 24 週間受ける群に無作為に割付けた.救済用の鎮痛薬として,1 日最大 4,000 mg のアセトアミノフェン投与が許可された.割付けは膝痛の重症度に従って行った(軽度 [N=1,229] 対 中等度~重度 [N=354]).主要転帰指標は,ベースラインから第 24 週までのあいだの膝痛の 20%の軽減とした.

結 論

グルコサミンと硫酸コンドロイチンの単独療法および併用療法は,変形性膝関節症の患者群全体で,痛みを効果的に軽減させることはなかった.探索的解析から,グルコサミンと硫酸コンドロイチンの併用療法は,中等度~重度の膝痛を呈する患者のサブグループにおいて,有効である可能性が示唆された.

(N Engl J Med 2006; 354 : 795 - 808 : Original Article.)


もしプラセボと比較して有意の効果があるのなら、グルコサミンやコンドロイチンは痛み止めの作用があるということです。人間は「痛み止め」という表現よりも「軟骨をよくする」というような表現に弱いものです。
[PR]

by junk_2004jp | 2006-03-01 10:28 | 慢性痛 | Comments(0)


<< ヘルニアほど個人差の激しい痛い...      奇跡“気功パワー”の正体 徹底... >>