心療整形外科

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2006年 03月 12日

神経原性筋萎縮

ゴッドハンドに頼るのではなくにトラックバック

神経原性筋萎縮(Neurogenic atrophy of muscle )

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末梢神経障害(肘部管症候群による尺骨神経麻痺)による神経原性筋萎縮。骨間筋の萎縮が見られます。(私が撮影したもの)

筋原性筋萎縮(Myogenic atrophy of muscle )

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この二つの筋萎縮の違いは病態の完成期では視診で判断できることが多いようです。ヘルニアで末梢神経障害が起きるとするならば、その外観の写真を示すべきです。また、筋肉の病理検査の供覧も可能です。病理標本では違いがよくわかることが多いので、参考になります。


大学病院ならば、医学研究のために筋生検ぐらいすればよいと思います。

ヘルニア関係では、ネットで調べた範囲ではなかったです。過去にも見た記憶がありません。患者さんのサイトに外観の写真がありましたが、それはどう見ても神経原性筋萎縮にはみられませんが患者さんは神経原性だと思い込んでいます。筋生検(バイオプシー)すればいいのです。そうすれば白黒がはっきりして治療方針も決まり希望も湧いてくるというものです。

ヘルニアによると言われている下腿の筋力低下や痺れ感は「筋痛症候群」によるものですよ。だから、回復するのです。

「筋痛症候群」の患者さんを脊椎脊髄専門医が診ているという矛盾があるのです。脊椎脊髄専門医が「筋痛症候群」にたいして十分な知識があるとは限らないのです。
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by junk_2004jp | 2006-03-12 06:52 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(13)
Commented at 2006-03-12 07:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by junk_2004jp at 2006-03-12 07:14
素人目でも違いがわかるでしょ!
Commented by 神経内科医です。 at 2006-04-01 14:59 x
慢性に筋萎縮がある場合に、筋原性か 神経原性か の区別は 前にも書きましたが 簡単ではない ことが希ではありません。視診でも当然 間違いますし、筋生検でも 間違います。神経や筋の病理と電気生理が よく分かっている医者が 針筋電図をしないと 間違っていることはあるのです筋電図もよく分かっている医者でも 中途半端な診察と 中途半端な検査では 間違うことも 時々あります。残念ながら 診断が間違っていた患者さんは世の中に沢山いますし、自分自身もうっかり間違ったことがあります。それくらい 病態によっては この鑑別は難しいということです。筋生検の写真は やはり整形外科の先生のものは 不十分なことが多いと思わざるをえません。
筋生検の病理は難しいことが多く、専門家の師匠でも 臨床情報なしでは 解釈を間違うことがあります。
これらの理由は ここにいろいろ書いても仕方がないとは思いますが。
Commented by 神経内科医です。 at 2006-04-01 15:00 x
字数を超えて書き込めないので、中途半端になりました。
よく病歴を聴いて、よく診察をし、適切な部位で 十分な検査を行う というのが 診療の基本ですが、この手続きを踏まないと 間違います。
したがいまして 先生の文章は 訂正が必要です。ただ 腰椎椎間板ヘルニアにかんしては これらのことは 何にも関係がないと思います。
たぶん、必要もない手術が行われいる状況とか お怒りなのではないかと思うのですが、
それと、筋萎縮の診断についての議論は一緒にしないほうが良いと思います。繰り返し述べますが、神経原性か筋原性かは、必ずしも違いが一目瞭然というわけにはいきません。
Commented by junk_2004jp at 2006-04-02 06:24
>先生の文章は 訂正が必要です。

はい、どこをどのように訂正すればいいのでしょうか?

神経内科医様は腰椎椎間板ヘルニアによって神経原性の筋萎縮がおこる可能性があると思いますか?
Commented by 神経内科医です。 at 2006-04-02 12:26 x
この二つの筋萎縮の違いは病態の完成期では[
視診で] ⇒ 視診のみでは 困難ではないでしょうか?
判断できます。ヘルニアで末梢神経障害が起きるとするならば、その外観の写真を示すべきです。また、筋肉の病理検査の供覧も可能です。病理標本では違いが
[よくわかります。]⇒ わかることが 多いので、参考になります。
程度ではないでしょうか。

手内筋がやせる筋疾患の患者さんの手を写真にとっても 先生の提示された写真との違いは 見た目には分からないのではないかと思います。
触診なども併用したら 運動単位が減っていそうか もう少し分かりますが、それでも 100% どちらかということはできないのが現実です。
Commented by junk_2004jp at 2006-04-02 14:03
治しておきました^^。
絞扼性神経障害のおきる部位はほぼ決まっていて、責任神経の分布筋だけに極端な萎縮がみられますね。一方、廃用性の筋萎縮は神経分布には無関係に全体的に萎縮がくることが多いので、完成期には病歴や神経学的検査でほぼわかりますね。
Commented by 神経内科医です。 at 2006-04-02 19:54 x
また重箱の隅のようですが、。。
ALSや一部の脊髄小脳萎縮症を初めとして、全身的に 神経原性萎縮がくる病気もあるので、
廃用性萎縮のみか 神経原性萎縮もあるのか の診断は難しいことは少なくないです。鑑別は なんといっても 針筋電図になります。
Commented by junk_2004jp at 2006-04-02 20:01
そうですか、ある程度、問診や病歴から末梢性のものについて論じているのです。
Commented by tetsuya at 2006-04-03 00:21 x
私が経験した末梢神経障害(肘部管症候群による尺骨神経麻痺)では筋萎縮(神経原性筋萎縮)は認めましたが、痛みの訴えはなかったです。
腰痛の原因といわれるヘルニアにおいては、「責任神経の分布筋だけの極端な萎縮」を経験した事がありません。痛みを訴えますが「責任神経の分布と一致した部位」ではないことがほとんどです。バラバラすぎます。
私も椎間板ヘルニアには懐疑的です。
Commented by junk_2004jp at 2006-04-03 13:28
そうです、絞扼性神経障害では神経麻痺がおきますね。つまり知覚鈍麻~脱失、これも「しびれ」と表現することがあるので混乱がおきます。

もし痛みが伴うことがあるのならCRPStype2ということでカウザルギーですね。伴うこともあるので必ず伴うわけではないです。

このような痛みといわゆるヘルニアの痛みといわれているものはあきらかにちがいます。

ヘルニアで末梢神経の脱落症状をみたことがありません。馬尾症候群はのぞく。もしあるのなら、筋電図でも筋の病理所見でもあればいいのですが。

筋電図でヘルニアの高位診断をするということはやはり神経脱落症状があるという見解からでしょうかねぇ。
Commented by 柔道整復師です。 at 2011-03-22 23:48 x
先日、病院で重度のヘルニアがあると診断され私の働く整骨院に来院された患者さんがいました。その方は腰から左下肢にかけて痛みと筋力低下があるのですが、足底のある部分にビー玉を踏んでいるような感覚が常にあるといいます。この場合もヘルニアによる神経脱落という解釈では間違いでしょうか?簡単な説明で申し訳ないのですが、ご教授いただきたくメールしました。
Commented by junk_2004jp at 2011-03-23 00:15
ヘルニアで痛みがでることはありません。

足底のMPSでしょう。


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