心療整形外科

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2006年 03月 13日

はっきり言ってほとんどが筋筋膜性疼痛症候群

MPSについて教育を受けていない医学部生は、卒業後もその存在を知ることなく診療を行うため、現実には多数存在しているMPSの患者たちを前にしながら、正しい診断、治療が行えないのである。

「筋・筋膜痛は,慢性痛の重要な要因でありながら、つい最近まで見過ごされてきた」

「疼痛の医学的管理において筋肉系の重要性が軽視されているのは,医師が大学で学ぶ内容に関係があるようだ。」

医療の現場において痛みの患者に対する不適切な診断が非常に多いということです。実際には、筋筋膜性疼痛症候群による疼痛の患者は非常に数多くいるにもかかわらず、筋筋膜性疼痛症候群という診断を下す医師はほとんどいません。

医師の大半が慢性の筋・筋膜痛(chronic myofascial pain=CMP)の「存在を信じていない」のである。

多くの医師たちは、局所性の原因がない局所性の痛みはありえないと思い込んでいる。したがって、局所性の原因を証明できないので病気は存在しないと結論する。・・・実際には、原因がないこの痛みは、医師たちがそれを観察したことを認めているのに、英国では正しい病名で診断されていない。

現在、我国では、筋骨格系疾患のほとんどが骨や関節の問題として扱われていることが常であり、筋痛症候群に対する理解は低い。
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ヘルニアで痛みがでてくるはずがありません。ヘルニア患者さんを神経内科で診てもらえば「神経は正常」と言われると思います。

痛みの実態はmyofascial pain (筋・筋膜性疼痛)なのです。しかしこれに関して、上記のように知識がなさすぎるのです。あるいはその存在を認めたくないのかもしれません。そのために無駄な検査や治療をして、医原性に症状を悪化させているのです。

myofascial pain は個人差が大きいのです。不安や抑うつ状態が伴っていたり、慢性化していればそれに応じて治療計画が必要になってきます。

3月7日のブログの患者さんは今日再診してとてもよくなったとおっしゃっていました。大学病院や有名脊椎病院よりも、簡単で安上がりな治療のほうがよかったのです。

腰、下肢痛は30~40歳代に多いです。働きざかり、子作りざかり、経済的ゆとりのない年代でかわいそうです。

50歳代になると肩の痛み、もう少し歳をとると、膝の痛みが増えてきます。ふしぎなことです。
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by junk_2004jp | 2006-03-13 17:24 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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