2006年 05月 09日
医療は作戦行動三節さんの言葉を受けて、次を書きました。私のサイトは難しいと言われることが多いので図を見ていただくことにしました。 筋骨格系の痛みに対する治療戦略の見直し strategy(戦略)の見直しです。敵を何に見立ててどう攻略するかです。 筋骨格系の痛みの治療で、構造破綻が原因だとして治療を行ってきたのですが、これは結局は理論的にも無理があり、実際に治療成績も芳しくなく、そのわりには費用がかかったのです。 生物・心理・社会的モデル(痛みの多面的モデル)が近年の主流になってきました。いかに慢性化を防ぐかがまず重要です。それには痛みに不安をいだかすことなく、安静の指示をしないことです。残念ながら慢性化したものに対しては認知行動療法を取り入れていくべきです。 この作戦変更は経済的にもまた治療成績でも好結果がもたされることを確信します。 倫理的に問題がなければ、何を信じて治療するのも個人の自由です。私はHPでいろいろな説を併記するつもりはありません。
by junk_2004jp
| 2006-05-09 21:10
| 痛みの生理学
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