2006年 05月 11日

神経の圧迫なくし腰痛解消(ww

Aさん(70歳代前半、男性)

20年前、腰痛で腰の手術を受ける。以後10年ほどはよかったのだが、再び腰痛がおきる。
5~6年前、新聞記事を見て、再度手術を受ける。しかし、よくなることはなく、かえって悪化し、腰、両下肢にしびれ、痛みが強くなる。リハビリを続けているが効果がない。杖歩行。

「その新聞記事なら私もみました。・・・・・これではないですか?」
「そうです。」
「非科学的なことが書いてあるなと思っていました。」
「手術を受ける人がいっぱいあふれていました。」
「患者さんがこの記事をみてその気になるのは理解できます。しかし、私のような専門家がみると、とても問題の多い内容なのです。だからとっておいたのです。」
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男性(26)は高校時代から腰痛に悩んでいたが、昨年5月ごろから痛みが仕事に差し支えるほどになった。歩くのは200m、立つのは5分間が精いっぱいで、整形外科や神経内科などを転々としたが原因は分からなかった。最終的に医師から○○を紹介され、腰椎脊柱管狭窄症と診断された。同科で7月中旬に手術した後は症状は完全に消え、8月初旬には退院できた。

○○は、「腰椎脊柱管狭窄に関していえば、神経の圧迫を一つ残らず取り除くことで、腰痛や間歇性跛行などすべての症状が確実に消える」と話している。


「神経の圧迫なくし腰痛解消」・・・・このような非科学的なことをどうして新聞で述べることができるのだろうか。「背骨のずれを治して腰痛解消」と同じほど非科学的な表現なのだ。

Aさんの皮膚の感じはRSD(反射性交感神経性萎縮)=CRPSⅠのような感じでした。

テレビや新聞でときどきこのような内容をみるが、その影響を考慮して、いろいろ考察してほしいものだ。

神経の圧迫≒根性疼痛とはどのようなことなのか????
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by junk_2004jp | 2006-05-11 15:15 | 慢性痛 | Comments(1)
Commented at 2006-05-11 20:44
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