心療整形外科

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2006年 06月 08日

ためしてガッテン(変形性膝関節症)

http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2006q2/20060607.html

放送内容を要約すると

以前に放送したとき(*年前)は痛いときは「安静に」といったが、今はそれが間違いだったということがわかってきた。

軟骨は血行で酸素を供給されているのではなく、関節液からスポンジ効果的で供給されている。運動することによってスポンジ効果が発揮され軟骨は元気付く。

安静にしていると、酸素供給は減少され、軟骨は死んでいく。死んだ軟骨の破片は剥がれ落ちて、関節の中を浮遊する。それが関節粘膜を刺激すると炎症がおきる。炎症性サイトカインが産生され、それが軟骨を死滅させる。悪循環に陥る。

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とにかく安静はいつも大敵なのです。

しかし、私の経験では膝痛で来院される方で関節粘膜の炎症があり炎症性の浸出液(水)がたまっている人は5人に一人ぐらいかな??統計をとったことがないので印象でしか言えないのですが・・・。

だから膝痛といっても膝関節周辺の筋筋膜性疼痛症候群のことが多いと思います。軟骨の変性度と痛みは相関しません。

筋痛→動かさない(動かせない)→軟骨が悪くなる→関節粘膜炎→軟骨が悪くなる

「軟骨が悪いから痛いのではなくて、痛みがあるため運動不足になり軟骨がいたんできた」と考えるべきでしょう。

椎間板にも同じことがいえるでしょう。

ヘルニアだから痛いのではなくて、痛い結果ヘルニアが生じたとみるべきでしょう。
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by junk_2004jp | 2006-06-08 01:15 | 慢性痛 | Comments(1)
Commented by keisyan at 2006-06-08 06:56
安静はなぜ悪いのか、わかりやすかったですね。
センセも小道具(人形劇)使う?^_^;


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