2006年 07月 14日

こんなこともあります。

X月X日

50歳男性です。椎間板ヘルニアといわれ、1年前にはブロック注射がきいたのですが、この6月またやりましたがぜんぜん効きませんでした。

MRIをとり1年前より少しわるくなってるかな?2週間の痛み止めをもらい様子を見ましょう。手術をしたほうがよいのでは?といわれました。

手術はいやな感じがするので、鍼に10日行きましたが、やったときはよいのですがいまひとつです。

先生のホームページのトリガーポイント注射とか他治療をためしてみたいと思うのですが、急にうかがっても入院とか可能なのでしょうか?

X月Y日

お世話になります。一進一退で芳しくありません。明日朝の飛行機で伺います。

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梨状筋、大腿二頭筋、腓腹筋に圧痛がありました。梨状筋の筋筋膜性疼痛が主でしょうか。歩行痛、立つとき、仰向きで寝る時痛む。

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圧痛点ブロック(0.5%メピバカイン)10ml使用。一回だけの治療で劇的によくなりました。こんなこともあるのです。痛みはヘルニアのせいではないのです。筋筋膜性疼痛症候群です。
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by junk_2004jp | 2006-07-14 18:09 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)
Commented by sansetu at 2006-07-15 09:48
上の梨状筋のTP点ですが、全部鍼のツボですね。劇的に変化する率が高いのは上の図では3です(あくまでも当院の臨床上ですが)。仙骨への付着部で筋緊張が高くなりやすいのかも知れません。押さえるとジャンプサインである場合がしばしばで、そういう時ほど良く変化します。
2は長い鍼を使い上下に動かして、下肢にヒビキを出します。電気的なヒビキがよく出ます。これが出ると一気に痛みが軽減し、歩きやすくなる例が多いです。
仙骨の3に関しては髪の毛のような細い鍼でも効きます。私は鍼を斜めに置鍼して、その上から温灸を同時にすることが多いです。結果的に緊張が取れ緩むのだと思います。
最近は鍼も灸も使わず整体だけで緩ませることが多いです。腰臀部の筋群は整体で容易に緩みます。その場合、強制外力のようなやり方ではなく、ゆらゆら揺らすほうが簡単に緩みます。これは脳の緊張を解くからだと私は考えています。強制外力では目の前の筋肉を目標としますが、ゆらしの場合は、脳のリラクセーションを目的とします。当院の臨床例では、明らかに、脳を意識した治療の方が早くよく治ります。
Commented by junk_2004jp at 2006-07-15 10:44
ゆらゆらゆらすのですか。興味あります。ビデオありますか。
でも商売あがったりですね。
Commented by sansetu at 2006-07-15 17:22
先生、いまそちらにメールで送りましたから、ぜひご覧ください。
質問があったらどうぞ。
Commented by junk_2004jp at 2006-07-15 19:58
ありがとうございました。参考になりました。


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