心療整形外科

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2006年 08月 11日

患者さんはそのように考えるのか

膝半月板手術には用心を

3ヶ月前より膝痛で、MRIの検査で半月板の損傷をいわれ、手術も覚悟していたAさんは、知人の紹介で当院にこられました。内側広筋の筋筋膜性疼痛と診断してトリガーポイントブロックをしました。飲み薬なし。

1W後に再診。

「あれから、何でも気にしないで運動しているのですが、全く痛くありません。薬って長く効くのですね。」

「局所麻酔ですから、せいぜい2~3時間しか効きませんよ。今、痛くないのは治っているからなんですよ。」

「ではもう来なくてもよかったのですか?」

「治療の意味は、パソコンでいうと、フリーズしたときなど、再起動すると直りますね。ああいうことなんですよ。つまり、フリーズしていた膝を再起動させたらよくなったというわけです。」

これは最初に説明したのですが・・。慢性化したり手術をしたりするとなかなか再起動が難しくなることがあります。

このような、診断治療は「考え方」なのだ。技術的なうまい下手ではない。

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ヘルニアの手術や固定術にうまい下手があると思っている患者さんがけっこう多い。私はそうは思わない。よほどの初心者でないかぎり、特に秘伝の技があるわけでもなく、イチローのような天才的な技が必要なわけでもないのだから。

問題は「考え方」なのだ。思考の過程なのだ。
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by junk_2004jp | 2006-08-11 01:55 | 慢性痛 | Comments(1)
Commented at 2006-08-12 07:41
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