心療整形外科

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2006年 09月 17日

メールでのご相談(周産期の痛み)

突然のメールで大変恐縮です。失礼します。私は**に住んでおります、Aと申します。元ナースで主人は***科の医師です。しばらく先生のHPで色々と勉強しました。(なかなか難しいですが)すばらしいHPです。読みながら脱帽してしまいました。

私は(X+3)月に第*子を出産しました。X月頃に右の太ももに違和感が走り(同じ頃よくこむら返りを起こしていました)やがて臀部にかけての痛みになりました。妊娠中によくある坐骨神経痛といわれ産んだら治るといわれました。前屈時、座位をとる途中、立位をとった瞬間に痛みがはしり、産むまでの3ヶ月痛みを避けて行動しておりました。歩行時には痛みがなかったのでよく歩いてはいました。
臀筋やハムストリング(大腿の屈筋群)の筋筋膜性疼痛ですね。こむら返りもそうです。
妊娠前から****で働いており腰痛を繰り返しておりましたし、ぎっくり腰も2回経験しておりました。主人は週に2~3回の当直に加え研究で毎日深夜帰宅のため今思えば相当ストレスがあったと思います。しかし一番大変なのは主人だと思い、自分が慣れるしかないとストレスを感じていないふりをしていたと思います。
医師の若い時代は激務で家庭がおろそかになるものです。夫婦ともにストレスがたまりますね。
妊娠が判明してからは腰痛はうそのように消えておりました。しかしX月になって上記のような痛みが出現しました。出産後痛みが治まらずますます激痛になりました。出産時~出産後も多くの妊産婦が経験するようにイライラしたり周りに不満があったりそのくせ一人でじっと我慢していたり発散する場がなかったように思います。痛みのため現在でも実家でお世話になっています。

(X+4)月に入り整体に通いだしましたが一向に良くならず鍼治療もとり入れました。整形外科を受診しレントゲン、MRIをとりました。整形では『4,5、S間の可動域が他よりも大きい』『5、S間にヘルニアがあるが症状と一致しないので今の痛みの原因ではないでしょうが今後気をつけたほうが良い』『痛みの原因はわからない』といわれました。授乳中のため鎮痛剤は処方されず湿布を出されました。

”ヘルニアがあるが症状と一致しないので今の痛みの原因ではない”これはよく聞く言葉です。この理論展開はおかしいです。ではたまたま一致していたらヘルニアが原因だというのでしょうか。
仙骨の横辺りのトリガーポイントに一箇所ノイロトロピンの注射をされましたが全く効かなかったです。
トリガーポイントブロックは局所麻酔を使わないとだめです。ステロイドやノイロトロピンは神経ブロックすることはありません。
主人の信頼している整形の先生のところにも行き骨盤のレントゲンと仙腸関節のCTをとりましたが異常が見られないとのことで『う~んただの筋肉痛かもねえ、一応リウマチの検査もしとこうか。好きなスポーツとかしたら?』と言われ痛いのにスポーツどころじゃないよ!と思いました。もうこの辺りから完全に痛みの悪循環に迷い込んだのでしょう。。。
筋肉痛でいいのでしょうが、どうもイメージがちがうようです。筋肉痛というと「運動会の翌日の筋肉痛=しばらくで治る」という印象があります。筋筋膜性疼痛症候群なのですが、「筋痛症」ぐらいの表現がいいのでしょうか。
ソケイ~下腹部と外陰部も痛みや違和感があり産婦人科に行くと『産後大事にしすぎで腹筋も弱ってるし子宮の戻りも悪い。骨盤輪不安定症候群かもしれないと言われベルトをしながらよく動いていればそのうち治りますよ』といわれました。一部的を得たアドバイスだったのでしょうが、そのときの私には全く納得できませんでした。(X+5)月は精神的に非常に追い詰められ痛みが生活すべてを支配している感じでした。
腸腰筋や恥骨筋の筋筋膜性疼痛もあるのかもしれません。骨盤輪不安定症が痛みの原因であることはありません。
(X+6)月に入り整体を変えたりしましたが鍼は良くないとか色々いわれたり相性もあわずやめました。精神的なものが非常に影響を与えているとこの頃から自分で感じ始めました。そしてTMSを知り、痛くても動くようにして少し軽減しましたが痛みの移動、変動、などあります。

現在の痛みは自発痛はなし。立位時、前屈時に右臀部~太ももに痛みがず~んと響きます。時に右の痛みが軽い日には左の腰、臀部中心が痛んだりもします。背部は重い感じ、腰部は圧痛と重い感じがあります。

右下腹部~ソケイ部~外陰部の重痛い感じも時々あります。右わき腹も引きつったような感じで広範囲で圧痛があります。

先生のところまで飛んで生きたいのですが何しろ生後*ヶ月の乳飲み子を置いておくわけに行かず。。。

主人は週に1度程度会いにきてくれますが精神的に自分の研究や今後の学会発表、試験で手一杯といった感じです。なかなか先生のHPを拝見する時間がないようです。

トリガーポイント注射は***医でもできるでしょうか。経験がないと難しいですか?薬剤は何を使用されますか?また授乳中でも子供への影響はありませんか?

医師ならすぐにだれでもできると思います。コツはありますが妻は練習するのに最適です。ほとんど痛くはありません。子供への影響はないでしょう。
とにかく早く除痛をはかり慢性痛の悪循環を断ちたいと思うのです。毎日30分以上散歩したり、通常の生活をなるべく送るようにはしています。精神的には(X+5)月よりは落ち着いております。食欲あり、睡眠も普通の産後の母親並にはとれています。でも抑うつ傾向だとは思います。

ヘルニアは気にしていませんが長年の腰痛生活で骨盤のゆがみが原因だと言われ続けてきたのでなかなかそのあたりが脳から離れないのかもしれません。

長文で本当に申し訳ありません。何とか突破口を見つけたくて思い切ってメールさせていただきました。

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by junk_2004jp | 2006-09-17 23:30 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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