心療整形外科

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2006年 09月 20日

精神論?ではなくて

2CHより
椎間板ヘルニアって 思いっきし、器質破損なのに それを精神的にどうこうで語れるなんて、楽観的に羨ましいです。 物理的に破壊されているのに、 それを精神的と言えるなんて素敵です。 椎間板ってめちゃくちゃ大事なのに、そんな精神に作用されるほど モロい存在だとは。

問題なのは椎間板ではなくて痛みなのです。この問題を説明するのはとても複雑です。冷静になってよーく話をきかなくてはいけません。

椎間板ヘルニアが原因で痛みが起きることはありえないのです。痛みとは痛覚神経の脱分極(Naチャンネルの開口によってNaが細胞内に流入)なのです。痛みの強さは脱分極、再分極の頻度に比例するということです。強い痛みとはNaチャンネルが激しく開閉を繰り返しているということです。

正常な神経において圧迫されたり、あるいは炎症が起きたり、癒着によって脱分極がおきるということはあり得ません。

椎間板ヘルニアはもちろん精神的な問題ではありません。物理的、構造的出来事です。しかしそれによって痛みやしびれが起きることはないのです。

痛み・しびれは、椎間板ヘルニアが原因であるわけがなく、激しく繰り返される痛覚神経の脱分極、再分極なのです。そしてそれは交感神経の緊張と大いに関係があるということです。
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by junk_2004jp | 2006-09-20 01:33 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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