2006年 10月 19日

高齢者の痛み

高齢者に下肢痛が多いのは、

なお、ここで問題となるのは、伸張性収縮運動後に生じたTPが1週間程度で消失することであるが、血流遮断によりその期間が延長することも確認されている。

動脈硬化などによる血行不良が一因と思われる。

高齢者のうつ病を強カに治療することによって疼痛が緩和されQOLが向上

高齢者の約6人に1人がうつ病

うつ病は高齢者の健康に有害:軽度のうつ病でも高齢者の免疫系を弱体化させる可能性がある

現在、高齢者の57%は人生後半のある時期で何らかの形の慢性うつ病に病んでいると推定される。このため、うつ病に病む高齢者を積極的に特定し、治療する試みが必要であると研究者らは述べる。

抑うつと疼痛発現の頻度に強い関連


高齢者に筋骨格系の痛みが多いのは、血行とうつが関係しているのではないだろうか。脊柱管の狭窄があっても痛みがあるわけではない。軟骨の変性があっても関節痛があるわけではない。
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by junk_2004jp | 2006-10-19 22:17 | 慢性痛 | Comments(3)
Commented by tetsuya at 2006-10-20 21:34 x
いつも拝見しております。
膝関節周囲の痛みついてコメントさせて頂きます

変形性膝関節症の診断でアドマックなどの関節注射がとても良く効く方が時々います。

私なりに仮説をたててみました。

関節注射(関節液に似ている物質) → 関節周囲の組織が異物に反応(軽度な炎症?=血行が増える) → 発痛、増強物質の洗い流し → 痛みの軽減

長期間していると、反応が少なくなる方が多いようです(反応:軽度の炎症? → 以前のように効かない)

私はこのようなイメージですが、先生はどう思われますか?



Commented by junk_2004jp at 2006-10-20 22:52
アドマックはヒアルロン酸(保湿剤)の注射液ですね。当院にもヒアルロン酸注射液はおいてあります。

最近は積極的には使っていません。希望される方には使っています。

変形性膝関節症のほとんどは膝周囲のトリガーポイント症状だと思っています。

もちろん滑膜が炎症をおこしている場合もあります。関節軟骨の片による刺激、関節軟骨からの炎症性サイトカイン放出これらがコーティングされるのではないかと思います。

http://junk2004.exblog.jp/2463698/

このようなとき私はステロイドを1~数回つかって炎症をおさえます。

ヒアルロン酸がなぜ痛みに効くのかわかりません。なくても十分診療を続けることができます。

効果の一番大きな理由はプラセボでないかな^^。
Commented by tetsuya at 2006-10-20 23:13 x
コメントありがとうございます。

私はPTですが、注射前にあった膝関節周囲の圧痛が注射後に軽減し動作痛も楽になる方が時々いたので、こんな仮説をたててみました。

先生のおっしゃるように、プラセボはあると思いますが、抹消の生理的な反応もあるのでは?とも思っています。

こんな研究(関節にヒアルロン酸を注入した後の関節周囲組織の血行状態の変化)はみたことがないので、なんとも言えませんが、、、



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