2006年 11月 10日

慢性痛と痛みの抑制系

Medical Tribune 11月2日

神経回路形成機序に新たな知見
抑制性シナプスの重要性を実証

Turrigiano教授は「われわれのデータは,経験が脳にどのように作用するかについて,考え方を根本的に見直す必要性を示唆している。興奮性ネットワークのみが標的ではなく,可塑性の焦点は抑制性ネットワークにある。われわれのデータによると,皮質内の抑制性ネットワークは可塑性が高く,いくつかの病的状態は抑制性ネットワークの可塑性の不適切な活性化により生じる」と指摘している。


慢性痛は脳の可塑性が原因といわれているが、「痛みの抑制系の機能」が悪くなるのだろうか。

抑制系の賦活により、再度、可塑的変化を起こすことができればいいのだ。

痛みの抑制系はセロトニン神経だそうなので、抗うつ薬が期待されるのだろう。
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by junk_2004jp | 2006-11-10 01:44 | 痛みの生理学 | Comments(5)
Commented by keisyan at 2006-11-10 06:25
>皮質内の抑制性ネットワーク

これって、痛みとか痺れとか痒みなど?
Commented by junk_2004jp at 2006-11-10 07:55
大脳皮質のことで、とくに痛みとかしびれとかかゆみに限っていない。
Commented by sansetu at 2006-11-10 08:41
>痛みの抑制系はセロトニン神経だそうなので、抗うつ薬が期待されるのだろう。

なるほど。適度な運動をするとセロトニン神経が活性化するといいますから、運動が痛みの抑制に繋がるというのはこういうことなのですね。
Commented by よこ at 2006-11-22 00:23 x
教えてください!

 皮質内の抑制性ネットワークは、セロトニンと関係がないのではないでしょうか?
Commented by junk_2004jp at 2006-11-22 05:32
そうですか。


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