2006年 11月 17日

脊柱管狭窄症の呪い

脊柱管狭窄症の呪い

本日、2度目の受診(三節さんのお知り合いのお母様)

「すっかりよくなりました。フラフラした感じもなくなりました。びっくりしています。次の日より畑仕事をしています。どうなったんだろうと驚いています。」

前回、肩こりもひどいというので、肩こりのトリガーポイントブロックもしたのですが、そのためにフラフラ感もなくなったのでしょう。

結局、腸脛靱帯炎(外側広筋)や腓腹筋、僧帽筋の筋痛症だったのです。使用薬剤は局所麻酔のみで、内服薬はありません。

たまにこのようにスカッとよくなることがあります。医者冥利につきます。

複数の整形外科医(脊椎脊髄専門医)に脊柱管狭窄症と診断され、これ以上悪くなると手術と言われていたのですよ。このように脊柱管狭窄症の概念はとても怪しげなものなのです。

脊柱管狭窄症といわれている痛みには、必ず下肢に圧痛点があるものです。それをヘルニアの時と同じで、神経圧迫ということで(あるいは神経の血流障害ということで)生理学的に説明不可能なのです。

その圧痛点を消去してやったらどうなるかぐらいはいつも考えてみるべきです。
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by junk_2004jp | 2006-11-17 14:14 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)
Commented by TEPCO at 2006-11-18 11:01 x
>神経の血流障害
仮にこのようなことが生じた場合、神経にはどのような生理的作用が及起こるのでしょうか?筋と同様に興奮が起きるとした場合、脱分極がおき痺れ、痛みが生じる可能性があるように思うのですが、どうなんでしょうか。
Commented by junk_2004jp at 2006-11-18 16:59
痛みの生理学者はそのような説をいっていませんね。神経線維が酸欠状態になると脱分極が起きるってへんですね。

また、このようなことはヘルニアの時は全く言われませんね。
Commented by TEPCO at 2006-11-18 22:42 x
そうですか。筋線維で起きるのとは違うのですね。
ただTMS理論だと確か神経の酸欠という感じで説明されていましたよね。もし先生のお勧めの痛みに関しての生理学の本があれば紹介してください。
Commented by junk_2004jp at 2006-11-19 06:52
>ただTMS理論だと確か神経の酸欠という感じで説明されていましたよね。

あれはいただけません。生理学の教科書はどれでもいいでしょう。


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