心療整形外科

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2006年 12月 01日

ヘルニアに手術の必要なし?~放っておいても痛みは治まる

http://www.usfl.com/Daily/News/06/11/1130_020.asp?id=51633

坐骨神経痛患者に対する手術の効果を疑問視する内容の研究結果が、米医師会ジャーナル(JAMA)最新号に掲載された。

 ダートマス大学(ニューハンプシャー州)のアナ・トステソン医師(内科)らが行った研究では、椎間板ヘルニアに伴う坐骨神経痛の患者に対し、手術を行った場合と行わない場合の症状を比較した。その結果、施術には痛みをより早くやわらげる効果はある一方で、手術を受けなくてもいずれは大半の患者において症状が完治し、回復を待つ間の期間にも悪影響がなかった。

 研究には開始当初から、患者を巻き込むことへの倫理的問題も含めて賛否両論があったが、終わってみると施術の有無による効果に明確な差は見られなかった。痛みの緩和においては手術を受けた患者の方が3~6カ月早かったが、その後はいずれの場合も同様に回復した。実験開始から2年後には、患者の70%で症状の「大幅な回復」が見られた。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校のスティーブン・ガーフィン医師(整形外科)は、同研究結果が「今後に影響を与えるだろう」と評価。「手術を急ぐ必要はないという事が示された。時間は見方であって敵ではない」と語った。

 今回の研究は、ヘルニアおよび脚の痛みを患う患者2000人を対象に、全米11州の13施設で行われた。手術を勧められた患者の40%は、施術を待つ期間中に症状が緩和したことを理由に手術を拒否した。手術を受けない患者は、代わりに理学療法や消炎剤の処方を受けた。一方、療養を勧められた患者の3分の1は、痛みが激しくなったとして手術に切り換えた。

 米国では、年間最大で100万人が坐骨神経痛を患い、30万人が手術を受けているとされる。(ニューヨーク・タイムズ特約)


何をいまさらですね!それで痛みの原因はヘルニアなのかな?放っておいても痛みは治まる こともありますが、長年痛みに悩まされることもあります。

痛みのメカニズムを解明して、理にかなった治療をすれば早くよくなると思います。なによりも、「ヘルニアが原因で神経が刺激されて痛い」という生理学的間違いを洗脳しないということが最も重要なことでしょう。
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by junk_2004jp | 2006-12-01 21:11 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)
Commented by kita at 2006-12-02 11:04 x
私の義兄が背中の痛みで、お世話になると思いますので、よろしくお願いします。長い間、腰の具合もよくなく、接骨院、はり治療などを転々としてきています。
道にまよわなければ、今日3時までにつけると思います。

我が家の母は、今週用事がかさなり出られず、来週またお願いします。
もうどこも痛いところはないと言うのですが、今度は骨粗しょう症の相談をしてみたら、と言っています。
Commented by junk_2004jp at 2006-12-02 15:01
ただいま、診察いたしました。病態は理解できました。よくなると思います。
Commented by kita at 2006-12-02 16:30 x
今、本人から連絡がありました。症状がやわらいでたいへん喜んでいました。 そういえば、この人のお母さんも、長い間、腰痛で困っています。痛みもそうですが、生活習慣病、アトピー、アレルギー、喘息、前立腺疾患…最近、半病人の多さに驚いています。junk先生ありがとうございました。これからもよろしくです。
Commented by junk_2004jp at 2006-12-02 23:17
そうですか、少しでもよくなってよかったです。もっとよくなると思います。


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