心療整形外科

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2006年 12月 13日

ドイツの疼痛治療事情

新しい腰痛治療
包括的集中プログラムで腰痛が消失; 4週間の訓練による効果に期待
新たな包括的治療システムの導入により背痛に対する十分な治療を確保する試みが開始されている。

3 週間半前に椎間板ヘルニアで動けなくなり,救急で病院に搬送された。

同氏の場合には,集中治療開始から 1 週間で背痛はかなり改善した。担当した疼痛専門医Gabriele Müller博士は「
この治療法なくしてはD氏も典型的な慢性疼痛患者の仲間入りをしていたはずだ。同氏の場合,これまでの経過は順調で,改善の見込みのある患者を探し出して,できる限り早く職場に復帰させるというプログラムの目的は達成されそうだ。実際,われわれのセンターで同プログラムを終了した患者20例中19例が職場への復帰を果たしている」と説明した。

最近、慢性疼痛という概念がさかんにいわれている。この概念は私が医師になったころはなかった。ここ10年ほどの間に急速に広まった概念で、もはや、痛みの専門家の間では常識となっている。

慢性疼痛とは、簡単にいうと、疼痛を認知する神経系に可塑的変化が生じるということだ。

医師は慢性疼痛(神経系の可塑的変化)にならないように治療をしなければいけないわけだ。
その方法は、速やかに痛みをとり、可能な限り、普通に体を動かし、痛みを恐れないことだ。

構造異常やヘルニア圧迫が痛みの原因だとする考えとこの慢性疼痛の概念は相容れないものではないか。

人力車医者といわれる前に方向転換したほうがよいと思う。
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by junk_2004jp | 2006-12-13 09:37 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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