心療整形外科

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2006年 12月 21日

トリガーポイント

臀筋にしこりが発生し、その痛みが腰から腿の裏側を経て、かかとの方までしぴれを出すことがあります。これを整形外科医がヘルニアによる神経障害と間違えたりするわけです。

痛みと歪みを治す健康ストレッチ
伊藤和磨 (フィジカル・コーディネーター)著  池田書店
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伊藤和磨氏はJリーグでゴールキーパーとして活躍、99年腰痛のため現役を引退。その後、勉強されて、腰痛のスペシャリストとして活躍している。
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私も伊藤氏の言っていることに同感だ。専門医と自認する整形外科医が、プロサッカー引退後、勉強されて数年の方(失礼)に批判されているのです。これが逆なら分かりますよ。

しこりとは筋硬結のことで、トリガーポイントになっている。

では「整形外科医がヘルニアによる神経障害と間違わなかった」ものはあるのでしょうか?それは馬尾症候群だけだと思うのです。これはれっきとした神経障害です。

しばしば言われるいいわけに「ヘルニアの高位(L4/5,5/Sとかいうやつ)としびれや痛みが一致しているのがそうなのだ」というのがあります。

これは、よくひっかかる罠です。一致していなかったら、もう診断できないのです。知覚麻痺が一致しているというのなら分かりますが、痛みが一致しているとはいったいどういうことなのでしょうか。

つまり、ヘルニアの高位が分からなければ診断できないということです。一方、伊藤氏はトリガーポイントの存在そのものを言っているのです。

伊藤氏が優秀で整形外科医は**ということではなくて、悲しいかな受けた学問の違いなのです。

整形外科医は外傷の修復、感染症、悪性腫瘍、骨代謝、神経絞扼による麻痺など、他には負けない分野があります。しかし、痛みに対しては、受けた学問を変えないと裸の王様になるかもしれません。
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by junk_2004jp | 2006-12-21 06:50 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(3)
Commented by c-dunk at 2006-12-21 14:39
先生、腰の痛みに効くストレッチ9をやってみて下さい。お尻から腿の外側が、簡単なポーズなのに結構ストレッチされますよ。
Commented by junk_2004jp at 2006-12-21 17:52
私は高校時代より、スポーツ部でしたが、ストレッチは大の苦手で、ほとんどしたことがありません。体は硬いです。今でも、ゴルフの前にもしません。でも全然、痛みは起きないんです。^^

そのポーズは楽勝でした。臀筋はOKなんですね。大腿の裏がだめです。
Commented by c-dunk at 2006-12-21 19:33
身体が硬くても痛みが起きない人は、たしかに沢山いますよね。


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