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心療整形外科

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2007年 01月 05日

膝の水(1)

膝に水がなぜ溜まるのか?

膝蓋上包に溜まることが多い。内側の粘膜(滑膜)の炎症による浸出液。

破壊された関節軟骨から放出される炎症性サイトカインTNF-αによる炎症と説明されるが・・・。

http://junk2004.exblog.jp/2463698/
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軟骨が相当痛んでいても水が溜まらない人もいれば、その逆もある。慢性の人もいれば、一過性の人もいる。

一過性のことが多いのだが。以前はよく水が溜まったが、今は溜まらないという人もいる。

図をみていただくと分かるが、膝蓋上包は膝蓋骨と骨との間にあり、クッションの役割をしている。膝蓋骨は腱の中にある種子骨。

もし膝蓋骨がなかったら水は溜まらないのではないか。膝蓋骨が強く上包を摩擦することによって炎症が起こるのではないだろうか?大腿直筋、大腿内側広筋、外側広筋の緊張が強いと膝蓋骨は強く上包をこするのではないだろうか。

by junk_2004jp | 2007-01-05 18:27 | 痛みの生理学


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