心療整形外科

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2007年 01月 24日

痛みの認知行動療法

忘れるなんてできません  忘れる必要はない。EBMよりよいだろう。

筋骨格系の痛みの治療で近年、認知行動療法の有効性が言われている。

認知行動療法とは?
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1.病気の(症状が維持される)メカニズムが説明される。説明の中で、認知が果たしている役割も説明されます。

2.認知の修正。地味なものでは正確に記録を取ることも、偏った認知を修正してくれます。直接、考えを取りだして「別の考え」をぶつけてみたり、最後には行動に打って出て認知を変えたりします。

認知を変えることは、行動、感情、生理(状態)を変えることに、
行動を変えることは、認知、感情、生理(状態)を変えることに、
感情を変えることは、行動、認知、生理(状態)を変えることに、
生理(状態)を変えることは、行動、感情、認知を変えることに、
それぞれつながる。


認知行動療法をする人は、上記について説明する必要があると思います。
痛みがあるという生理状態はどういうことなのか説明しなければいけないのです。

EBM(Evidence Based Medicine)療法?
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日本製「ヘルニア診療ガイドライン」
1 腰椎椎間板ヘルニアに対する硬膜外副腎皮質ステロイド薬注入療法は有効か

坐骨神経痛を有する腰椎椎間板ヘルニアに対する硬膜外副腎皮質ステロイド薬の注入療法は保存療法の1つの選択肢として、治療開始後早期での疼痛軽減に効果がある。
(GradeA)

GradeA:行うよう強く推奨する。強い根拠に基づいている。質の高いエビデンスが複数ある

坐骨神経痛とは何なのか、椎間板ヘルニアがどうして坐骨神経痛を起こすのか、硬膜外にステロイドを注入するとどうして痛みが軽減するのか、そのようなことはどうでもいいのであって、エビデンスがグレードAのレベルにあるから推奨される治療というわけか?

認知行動療法とEBMに基づく治療とは?

EBMに基づいたガイドラインなんて毎年変わるかもしれない。痛みは所詮、アンケートなんだ。数量化できないから。アンケートは質問の仕方や病態の説明、文化的背景によって何とでも変わると思われる。

腰痛だけを特別扱いする理由などない。緊張型頭痛、顎関節症、舌痛症、下肢のしびれ、尾骨痛、歯痛、耳鳴り、肩関節周囲炎、膝痛など筋肉に由来する多くの病態は平等な理論、治療法だろう。
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by junk_2004jp | 2007-01-24 00:17 | 痛みの生理学 | Comments(0)


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