心療整形外科

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2007年 03月 12日

神経性炎症

真性三叉神経痛の手術について

以下は偏頭痛の説明ですが、真性三叉神経痛もたぶんこれと似たようなメカニズムでないかと思います。三叉神経痛の真の原因はまだ不明とかいてあるものが多いですが、たぶん神経ー血管の神経ペプチドを介した関係だろうと思います。手術の意味はその関係を物理的に隔壁を作ることによって回避することだろうと思います。

http://www.hachicli-shincyo.com/migraine.html

三叉神経血管説
1. 何らかの刺激(人ごみ、ストレス、生理、臭いなど)により脳血管周囲の
   三叉神経が刺激されます。
2. 三叉神経より神経ペプチドが放出されます。
3. 放出された神経ペプチドにより血管の神経性炎症、血管拡張が起きま
   す。
4. その結果、血管周囲の三叉神経から痛みの信号が脳に伝わり頭痛とな
   ります。

____________________

血管の神経性炎症とは下図のように軸索反射によるものです。神経ペプチドとは図のCGRPやサブスタンスPのことです。

b0052170_10171655.jpg


三叉神経痛の手術は血管によって圧迫されているのを除圧するのではなくて、隔壁をつくることによって血管が神経ペプチドの影響を受けないようにしているのだろうと思います。
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by junk_2004jp | 2007-03-12 10:20 | 痛みの生理学 | Comments(10)
Commented at 2007-03-12 11:35
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Commented by junk_2004jp at 2007-03-12 11:50
もしそのように書いてあるのなら、誤解を生みますね。

血管壁にある神経ペプチドのレセプター(受容器)を効かなくすればいいのですね。
Commented at 2007-03-12 11:57
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Commented by junk_2004jp at 2007-03-12 12:20
しかし、これだったら、局所麻酔は効くよね。三叉神経からの入力を遮断すれば、神経性炎症は起きないのだから。

ここ数日、考えただけだから強い自信を持っていっているのではありません。ただ、神経の圧迫絞扼による症状ではないことはあきらか。
Commented at 2007-03-12 12:50
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Commented by junk_2004jp at 2007-03-12 13:06
図の「痛み刺激」の入力を止めれば、神経性炎症は起きないのでしょ。

もちろん皮膚のところです。

なにかをきっかけにして痛みが始まってしばらくすると治まるということをくり返すようですね。

最初のきっかけは三叉神経への痛み刺激の入力ではないのかな。つまり起爆装置に点火ということ。そこを遮断するとどうなるのかな?

言っておくけど、見たことも考えたこともないのですよ。

>関係神経が脳を出たところでむき出しになっているから

これはいただけないな。神経は真空にあるわけではないから、いつも何かと接触しているのですよ。
Commented at 2007-03-12 13:07
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Commented by junk_2004jp at 2007-03-12 13:17
で、私の説明である程度納得しましたか。

症状を調べて、「なんか偏頭痛と似ているなぁ」「たぶんメカニズムも同じなんだろう」「偏頭痛のメカニズムは?」という具合に推理して行きます。
Commented by elly at 2007-03-12 13:27 x
納得しました。

でも、これを普通の病院でやったら一発で嫌われますね・・。

でも、こうやっていろいろと考えていくと、脳を切り開いてやる手術だというのに、あんまり原理をわからないまま(?)もしくは混乱したまま、経験則でやっていることって結構あるということでしょうか・・。

医学って最先端の科学だとずっと信じていたんですけど。。。。

Commented by junk_2004jp at 2007-03-12 14:30
「痛み」は動物実験できないことが多いし、数値や画像でとらえにくいし、倫理的に実験的な治療はやりにくいので難しいものです。

心臓の血液の流れなどと比べものになりませんね。

手術の技術そのものは医師なら習得すればできるようになると思います。空き瓶の中に帆船をつくる、小さな折り紙を作る、このような手作業ができる人でないとだめですが。


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