心療整形外科

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2007年 03月 18日

そうです。ヘルニアの痛みといわれている痛みは「筋・筋膜性疼痛」です

新しい発見?

新しい発見をしていただきましてありがとうございます。

>そういえば、ヘルニアや神経圧迫と痛みや痺れの関連に関して、年末のAT-maniax会で確かこの話題になったよね?答えが出ないままだったけど、これが答えになってるような気がしないでもないので、Check it out!!

Western Michigan UniversityでAthletic Trainingを専攻しているだけあります。今の世間で言われていることを信じては答えがでません。

神経を圧迫しても痛みはでません。麻痺が生じることはあります。痛みやしびれ(異常知覚)はC繊維(知覚神経)の興奮です。麻痺は運動神経や知覚神経が興奮しない(しにくい)ということです。

ヘルニアで下肢の力が減少することを麻痺として説明されますが、痛みがおきていて麻痺が生じているということは生理学上矛盾しています。あれは神経原生の麻痺ではなくて筋痛による筋力低下です。テニス肘で握力が低下するのと同じことです。

麻痺が生じている(生じるかもしれない)神経に局所麻酔を注射する(神経根ブロック)ということに不思議を感じませんか?

私はヘルニアによって下肢が麻痺してしまったという人を見たり聞いたりしたことがありません。もしヘルニアによる麻痺があるのなら、そのような高齢者がいてもいいとは思いませんか?日本にいなくても医療後進国に。

神経根ブロックによる血腫で麻痺になってしまった人は聞いたことがあります。

もしヘルニアで麻痺が生じるならば早期オペです。ヘルニアによる麻痺は唯一、馬尾症候群があります。(腰椎)

ヘルニアの痛みといわれている痛みはたいてい中臀筋や小臀筋の筋筋膜性疼痛症候群です。下肢の筋肉にも筋筋膜性疼痛が起きています。

筋骨格系の痛みのほとんどが筋筋膜性疼痛です。

http://www.annals.edu.sg/PDF/36VolNo1Jan2007/V36N1p43.pdfこれはシンガポールのリハビリの先生が書いたものです。たまたまみつけたのですが。参考になると思います。

myofascial pain syndrome 、trigger point アスレチック・トレーナーとしてこれがキーワードですよ。

構造と痛みこの二つをリンクさせないで別々にみていかれたらよいと思います。
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by junk_2004jp | 2007-03-18 21:50 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(4)
Commented by カイロ師 at 2007-03-19 21:52 x
こんばんは
先生のHPを知って今まで習ったことと違うので頭が混乱しております。
それを整理したいのでよろしかったら教えてください。
整形外科テストのボウストリングテスト(Bowstring Sign)やSLRで痛みが再現されるのが根性によるものでないということでしょか?
それと臨床で足先の痺れと知覚鈍麻が並存している患者さんがいるのですがどう考えたらよいでしょうか?
Commented by junk_2004jp at 2007-03-19 22:22
そのようなテストは無意味だと思います。ハムストリングのこわばりなどを調べるのにはいいでしょうが。50肩のとき腕が上がりにくいのと同じです。正常な神経を牽引しても痛みは生じません。

「痺れ」とはどのような感じなのか聞いてください。
「知覚鈍麻」とはどのような感じなのか聞いてください。

いずれも患者さんの感じを言葉にしたのですから、微妙なことです。
「痺れ」とは異常な知覚で「知覚鈍麻」は知覚がにぶいということですからそれが併存するということは???です。

たぶん想像するに、筋筋膜トリガーポイントの症状なんでしょう。
Commented by カイロ師 at 2007-03-19 23:51 x
ご返事ありがとうございます。
先生の理論からすればSLRが無意味なのは理解できます。
しかしBowstring Signでは膝窩の押圧で症状の再現が起きます。
また、上肢の痺れ・痛みでは全てではありませんが首のコンプレッヨンテストで症状の誘発、ディストラクションテストで消失することがあります。
これらのテストは筋肉を引っ張ったり縮めたりせずに症状が変化しますがどうお考えですか?


右土踏まずから母趾にかけて正座したときのようなジーンとした感覚と、母趾底側に皮が一枚多いようなあるいは靴下を履いているような鈍い感覚と表現されています。

私の質問は先生のお考えを否定しているのではありません。
ただ納得して頭を整理したいのです。
Commented by junk_2004jp at 2007-03-20 01:17
>膝窩の押圧で症状の再現が起きます。

ならば、押圧した筋肉の関連痛かな?

>首のコンプレッヨンテストで症状の誘発、ディストラクションテストで消失することがあります。

頚のいろいろな筋肉の伸展痛や短縮痛やその関連痛ではないでしょうか。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/images/img11.jpg

圧痛点を調べてごらんなさい。


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