心療整形外科

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2007年 04月 01日

結論

http://www.annals.edu.sg/PDF/36VolNo1Jan2007/V36N1p43.pdf

Conclusion

MFP is a common and treatable cause of morbidity. If left
undiagnosed and untreated, it may develop into chronic pain
with overlying psychosocial and functional problems. This may lead
to further distress, anxiety and even depression. The vicious cycle
may give rise to further somatic preoccupation.

This major source of musculoskeletal dysfunction requires more
focused attention. Its early diagnosis and treatment may help to reduce overlying psychosocial complications and the attending financial burden
of chronic pain syndrome.


筋筋膜性疼痛は一般的でまた治療できる病的状態である。もし、診断未確定で無処置のままにされるのなら、それは心理・社会的な問題、機能的な問題に及ぶ慢性疼痛へと移行するかもしれない。これは、更なる苦悩、不安と抑うつにさえ至るかもしれない。悪循環はさらに伸展して身体的とらわれに発展するかもしれない。

この筋骨格系機能障害の大きな原因はより集中的な留意を必要とする。その早めの診断と処置は、慢性痛症候群に付随する心理・社会的合併症と財政的な診療費の負担を減らすのを助けるかもしれない。
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筋筋膜性疼痛症候群という診断がされることはほとんどなく、ヘルニアだとか、老化だとか、分離すべり症だとかという構造異常と診断されている。

またむち打ちなどの外傷においても、筋筋膜性疼痛症候群という見方をされることがなく、患者に大きな不利を強いているのかもしれない。

海外の腰痛診断ガイドラインにおいてもたぶん整形外科医が中心になってつくられたのであろうが、nerve root painという意味不明の分類をしたり、非特異的腰痛といった除外診断レベルまでしか言及していない。これでは診断未確定で、適切な治療を受ける機会を逃しているのかもしれない。

問題は急性・慢性の筋筋膜性疼痛をどのように治療すべきかだ。
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by junk_2004jp | 2007-04-01 01:20 | 慢性痛 | Comments(0)


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