2007年 04月 28日

神経根炎

ヘルニアがあっても必ずしも痛みは起きることはないことは知られるようになった。ただし、神経根が炎症を起こすと痛みが生じるという説は聞く。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_351.htm
今回、驚くべきことに、Gronblad医師らはヘルニアを起こした椎間板と対照とした正常椎間板のPLA2値が等しいことを見出したのである。さらに関連する炎症細胞も比較的少数しか認められなかった。では、これまでの研究は椎間板ヘルニアの炎症関与に対して性急に結論を出してしまっていたのだろうか?あるいは、今回の研究が炎症の急性反応がおさまった後の椎間板ヘルニアを調べているだけなのだろうか?


髄核からでる炎症性サイトカインTNF-αに注目して、神経根に髄核をのせる実験をみることがあるが、どうなんだろう。ヘルニアは繊維輪を突き破ったものばかりではないのだから。

もし神経根炎がおきたとしてもそれがどうして遠く離れた下肢などの痛みになるのだろうか?下肢には必ず圧痛点があるし、筋硬結もふれる。

神経性炎症で説明しようとする投稿があったが、どうなんだろう。そのような解説をしたものを見たことがない。

このあたりのことは、臨床医よりも生理学者の意見を聞きたいものだ。

Patrick Wallはヘルニアを神話と表現している。一方、筋筋膜性疼痛は「スジの通った仮説」といっている。
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by junk_2004jp | 2007-04-28 14:45 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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