2004年 10月 29日
Aさん(78歳、女性)は本日インフルエンザの予防注射のために来院されました。 3年ほど前は両膝が痛くて通院していらっしゃいました。痛みが強いため何度か往診にいったこともあります。 今は全く痛くないそうです。このようなケースはしばしばあるのです。 「軟骨が減っているから痛い、軟骨は再生しない、だから一生痛みと付き合っていかなければならない」という先入観が一部の医師にはあるのです。だからこのようなことを不思議に思うことでしょう。 患者さんにはそのような考え方を押しつけないようにしましょうね。 痛みは損傷モデルではなく生物・心理・社会的疼痛症候群モデル、Total Pain (全人的痛み)なのです。 悲観的な見方をするより楽観的な見方をしたほうが治ることでしょう。治癒を保障することは大切なことだと思います。
by junk_2004jp
| 2004-10-29 12:37
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